グレンラガン面白かった

最終話まで見ました。全体を通してなかなか面白い作品でした。ラストについての不満は有りますがとにかく突き抜けた感じが良いですね。このスピード感・疾走感を超える作品はそうそう現れないでしょう。サブ主人公であり、かなりの人気を得たキャラクターを1クールもしないうちに退場させてしまったのには驚きました。誰しも「兄貴は死んでないよ!」と思ったことでしょうが結果から見ると死んでよかったキャラというのも珍しいと言うか視聴者の心をそこへ向かわせられたのは製作側の勝利でしょう。カミナの死後も新しいキャラ・ニアの登場、ニアの髪型変化、ヒロインがヨーコ→ニアにシフト、7年後と、とにかく安定した場所を捨てて捨てて変化を描き出そうとする脚本はあまりのスピードにもったいないとさえ思いました。自分だったら子供時代のギミー・ダリーの冒険話やロシウが戦闘能力においてシモンに劣等感を抱く話とか入れてロージェノム戦で終了にしますね。大グレン団のメンバーの細かい話とか小粒に美味しい話はいくらでもやれたはずなのにそれを捨てて大きい話を取った度胸はすごい。ただ商業的には多分小さい話をやってた方が色々小銭を稼げたんではないかと思いますが。

個人的にグレンラガンこそがポストエヴァと呼ぶべき作品なのではないかと思います。内々で解決しようとして暗がりに転げ込んで行ったエヴァに対してとにかく生傷絶えなかろうが前に前に進む事を描いたグレンラガンこそがエヴァの影を払拭する新しいガイナックスの作品と言えましょう。あとは新エヴァが無ければなぁw

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ここまでの「ぼくらの」について書く

最近「ぼくらの」で検索してくる人が毎日たくさんいるのですが1回触れたきりですいません。残り4話ということで締めに入ると思われますのでここらへんで1回書いて置こうと思います。

まず、「ぼくらの」のテーマは「家族」です。ラストを予測するにしてもこれまでの事を考えるにしてもこの家族というのは重要だと思われます。「家族」というのは公式では謳われていませんが見ている人なら大体分かると思います。ワクは父親に認められたいと願いジアースに乗り、コダマは父親を尊敬しその生き方を模倣していった。チズは家族に対する不満から転じて畑飼を愛し姉の為に矛を収めた。では何故家族というテーマを使うのかというと「そうしないと普通の中学生のキャラが立たない」からだと思います。中学生ですから恋人が居る人は少ないでしょう、かといって一生付き合えるほどの親友も居ないと思います。波乱万丈な経験をつむには若く職業は一律学生です。そうなるとやはり生活の中心の一つである家庭をもってキャラごとの差異を描くしかない。

僕は前回の記事で少年少女の死という残酷描写について額面通りに受け止められないと書きました。その理由の一つがこの「家族」に掛かってきます。コダマの死以降パイロットは死ぬ事が分かります。人数分戦闘は発生するので契約した人間は死刑宣告されたも同然です。にもかかわらずまっとうな反応を示したのはカコだけです。普通の中学生ならまず荒れ、次に泣き、誰かにすがろうとします。すがるのは当然親ですね。カコは親と仲が悪かったので置いとくとしても自発的に親に話したのがコモだけ、しかもコモの場合自分の死を恐れてというわけではない。
あとは「遺書」が無い。ナカマなんか特にそうですが家族と仲が良い場合、何も言わずに死ぬ・消えるというのは個人的にどうなんだろうかと?と疑問に思います。ダイチのようにあえてそうするのは納得できますがマキの場合なんかはショックを受けたお母さんが産後の肥立ちが悪くなって死んでしまう事だってあるかもしれないので本来なら何かしらの配慮が必要だと思います。こういった事が描かれないと(当然尺の都合で描かないのは分かっていますが)どうにも現実感が無いんですよね。他にも、僕がキリエなら保に頼る以前に政府に交渉してパイロットとしての高額な賃金を要求して家族に渡しますよ。ダイチやナカマにしても家庭は裕福でないので自分が消える代わりに何とかお金を残そうという発想が出てこないのは現実味が薄い。子供が死んだ後の家族を描いたのも最初のワクだけってのもね・・・。

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ななついろドロップス8話がエロかった件について

パンツが見えるとかDVDでは湯気が消えているだろうとかそういうレベルじゃねぇ。内側からにじみ出るようなエロス。

前回のラストですももに告白した石蕗(つわぶき)は今回で周りの友達公認の恋人になったようだが相変わらずと言うかむしろ今まで以上に意識して話しづらくなったりして初デートに行っても他人のキスシーンを見て固まっちゃったりしてなかなか進展しない。デートの後で友達にキスしたかどうか聞かれて困った二人だが放課後の温室で良いムードに押されてキスをする。このキスシーンがすごいエロいなぁと思った。
恋愛下手な二人が少しづつ距離を詰めていってようやくキスにたどり着いたという事がこんなにもエロスのスパイスとして働くとは。純愛は最高のエロ要素だなぁ。始まる前は全く期待してなかったこの番組だがなかなか良作だわ。個人的に惜しいのはアスパラの人が恋愛に絡まないのとサブキャラ同士の恋愛が描かれない事。松岡由貴キャラって何かちゃんとした恋愛を描いてもらえない傾向にあるなぁ。

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金色のコルダが結構面白い

先週「金色のコルダ」を見たら結構面白かったので今週も見てみた。結構面白いかも。ネオロマンス系の作品である事と柚木のファンの女生徒がウザかったので今まで殆ど見てなかったんだけどこれからしばらく見てみようと思う。
先週の話は、素人ながら魔法のヴァイオリンの力で学校内コンクールに出演する事になった主人公が伴奏をしてくれるはずの女の子が来ないので探しに行ったら主人公に真剣さが感じられないからやりたくないと言われてしまうんだけどツンデレ?なヴァイオリン奏者の男子生徒・月森がその子を叱る言葉を受けて伴奏者が居なくても真剣に音楽に向き合っている姿を皆に見てもらおうと孤軍奮闘するという話で(あー説明しにくい)、そのジャンルでの素人が素人ならではの感性で頑張る話が見てて面白い。ピアノの為の曲として認識されているショパンの曲をヴァイオリンで弾いたり、一見与えられた選曲テーマとはまったく逆の選曲に見える「別れの曲」を選んでくるなど演奏の良し悪しを聞き分けられない人間でも面白がれるようになっている脚本が良かった。

今週の話はコンクールメンバーで合宿に行くだけで大きな動きは無い話だけどちょっと百合っぽいシーンがあったり男の先輩とキスしそうになったりするハプニングがあって恋愛要素がいい感じかな。主人公の日野香穂子ちゃんが普通に可愛いです。個人的に日野ちゃんのお相手は気の良いスポーツマン・土浦君が良いと思うのですがやっぱ月森とくっついちゃうのかなぁ。今の所、月森はツンデレっていうよりもただ嫌味な人に見えるんだよなぁ。女の子がツンデレ女性キャラを見る時も同じかもしれんが彼の良さは分からん。とか思ってたらふたばの絵版に日野ちゃんが。乙女ゲーのキャラが描かれるの珍しいなぁ。

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ゼーガペイン総評

ゼーガペインの総評感想です。始まった時の印象は「花が無いなぁ」という感じでした。その印象は結局最後までぬぐえない物でした。全体的にレベルは高めに安定した作品でしたが「ここがすごい!」っていう所が無い、ややパンチの弱い作品でもありました。まず、ロボットアニメでメカデザインがイマイチな上に戦闘シーンも迫力が無いってのはすでに魅力半減ですからね。その分思っても無かったほど人間関係のシーンが豊富で面白かった。レギュラーメンバー(カワグチやミズキなどのサブレギュラーも含め)全員が好印象なのも良かったです。

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シムーン総評

シムーンの総評感想。1話から専門用語バリバリで難解だったり視聴率でネタにさせてもらいましたがそこそこ面白かったです。ただ、百合物を異世界や戦争といった要素と絡ませてやるのはまだ時期尚早だと思いました。百合物がジャンルとして煮詰まってくれば色んな設定の作品も求められるとは思いますがアニメとしてはまだ「マリみて」「かしまし」ぐらいしかない今だとやっぱ現代物の明るい話の方がいい。シムーンでも中盤のコールテンペストがメッシスでワイワイやってる辺りが一番面白かった。戦争は所詮百合物を描く為の舞台でしかない印象。反面、本編以外のCDドラマやネットラジオとかではかなりはっちゃけた様子らしいんですがいかんせん、本編がアレだから番外編にまで辿り着く人が少なくなってしまうのでもったいない。

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ウィッチブレイド総評

今期は26話の作品が多くてリアルタイム視聴が追いつかなくて感想書かなかったものが多いんだけど結構いい作品があったのでせっかくだから最終回に合わせてだらだらと感想書いてみる。知らない人のために書くと「ウィッチブレイド-WITCHBLADE-」とは

天羽雅音は6年前の東京大震災以前の記憶が無く家族は娘の梨穂子のみ。その梨穂子も児童福祉法の名の下に雅音から引き離されようとしていた。留置所に入れられた雅音の前に怪物が現れ次々と人を殺す中、雅音は大震災以降身につけている腕輪の力により超人「ウィッチブレイド」へ変身してしまう。

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星空キセキ

Yahoo!動画 星空キセキ (7/23まで無料配信)

「星空キセキ」はポスト新海誠になれたのか?なれませんでした。正直言ってかなり足りていない。Yahooの無料配信では約27分の作品となっているがこれはあと5~10分ほどの追加シーンが必要な足りなさ。シーン毎の繋ぎが甘く唐突な展開に感じられたりする場面が多い。無料版がなにかしらカットされたバージョンであるとかDVD版が完全版であるとの表記は今のところ見られないのでDVDで追加シーンが有るかどうか分からないが今からでも補完するべきだと思う。内容を軽く紹介すると

天文部員のこずえはとある場所に隕石が落ちてくる事がなんとなくわかると言って自転車での観測旅行計画を部員に持ちかけるが根拠無い情報と受験前の夏休み2週間という縛りに誰も賛同しない。一人奮起して出掛けるこずえは野宿の最中に宇宙服を着た謎の少年と出会い・・・。

星と少女の恋愛、SF(ファンタジー?)をテーマにした完全オリジナルの作品でネットでの期間限定無料公開の後にDVD化という公開方法をとっている。こうしたスタイルは新しいやり方のモデルとして成功して欲しい気持ちはあるがいかんせん作品が未熟。
まず旅が2週間と言う事になっているので片道でも1週間ほど掛かると言う事だろうがその行程が描ききれていない。その行程描写は「トラックの後に載せてもらう」以下オープニングと共に流れる「料金所の近くで一休み」「スイカ畑を見る」「トンネル」「坂道」と続くのだが時間にして1~2分しかない。こういう日常の中の小さな非日常を描くタイプの作品では最初に十分な量の日常を描いておかないとその後に来る非日常のありがたみが感じられない。1週間もの時間が有るなら旅の初めの方で見掛けた少年の事を考えたり、付いて来てくれなかった友達の愚痴を言ったり、お金が段々足りなくなって食事が貧しくなってきたり、旅先での見知らぬ人とのすれ違いや係わり合いが有ったり、自分の街とは違う景色の街に見とれたり、通りがかったカップルを見て自分も彼氏欲しいなぁとか考えたりして長い時間を表現する事が出来るし表現するべきでもあったと思う。
次にこずえが付けているアクセサリー、これは彼女が子供の時に手に入れた「隕石」で彼女の行動原理を生み出した運命のアイテムである。にもかかわらず少年と会う森のシーンまでそれがクローズアップされないのは前振りが弱すぎると言わざるを得ない。その隕石を手に入れた経緯が後に描かれるのだがこれは順番を差し替えて冒頭に持ってきたほうがまだ効果的だった。
そしてもう一つ重要なファクターである「少年」、こずえは森の中で誰かの声を聞く(彼女自身は自覚して無いが)、これはまず間違いなく少年の声であろうはずが少年は2度目の出会いの時こずえに対して何の反応も示さない。少年は自覚的に隕石を持つ少女に呼びかけていたはずなのでこれは少しおかしいというか演出として弱い。3度目の出会いで少年は何か思うところがあってプラネタリウムの鍵を開けてあげたように見えるのにまた反応が無い。こずえが「声がした」という話をしたにもかかわらず彼女が誰で何故ここに居るのか理解していない。この部分は二人の出会いと謎と解決に関わる問題なのだがここはありがちだが
①少年は無機質な生活に疲れ「隕石」を持つ少女に呼びかける。
②少女は謎の声に引かれ旅をする。
③出会った二人だが少年は自分の正体を明かせず少女は少年が気になるが正体が分からない。
④無機質な生活へと連れ戻される少年、その時奇跡が起きて少女は少年の事を理解する。

こういう流れにするべきだったと思うのだが明らかに配置がミスってる。そのためせっかく呼び出したにもかかわらず少年はこずえが自分の声に引かれて来た事すら理解できないというおかしな状況になる。この作品は要するにこずえ=勇者、少年=捕らわれの姫という配役なんだから二人の関係性が理解できていないのは姫ではなく勇者の方であるべきなのだ。

個人的にこういう作品には頑張って欲しいのだが辛口になってしまう・・・。次の企画に期待。
これを見た後に新海誠の新作「秒速5センチメートル」の予告映像を見てため息が出てしまった。美しさが段違いなのだ。映像美という点においてはジブリ以上で単独トップ、殆どの人間がどれだけ時間や労力をかけようと辿り着けない境地に達してる。僕はまず間違いなくDVD買うでしょう。

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おねがいマイメロディくるくるシャッフル 第7話

第7話「クロミの日になったらイイナ!」

話の大筋自体は普通の出来だったんだけどラストがすごい気が利いててちょっとうるっと来た。
母の日のカーネーションを買いに行ったら琴ちゃんの友達の沙織が花屋で悩んでいる。聞けば沙織は生みの母とは死別していて今の母親と生みの母親どちらに花を買うか悩んでいる。両方に買うお金は無いのでいっそのこと母の日なんて無くなってしまったらいいのにと願ってしまう。黒魔法が解けた後、沙織は助けてくれた今の母親に赤いカーネーションを送る。すると母親はお返しにと白いカーネーションを沙織にプレゼントし「亡くなったお母さんにもあげないとね」と言う。
このシーン、普通なら助けてくれた事を理由に今の母親に軍配を上げただけでも全然成立するんだけどもう一歩踏み込んで今のお母さんが前のお母さんに対して敬意を払ってる展開にしたのは子供向け番組として非常に出来た演出だと思います。

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スパイダーライダーズ 第5話

第5話「勇者の丘」
初代スパイダーライダーを祭った丘を見に行くハンター達。そこに現れたインセクター・バグースの要求は勇者の丘をインセクターに譲り渡す事だった。

描きたいテーマがはっきりしていて上手い。前回の話でも「美しい物には価値がある」というシンプルなテーマを1話使って描いていたわけだが今回は「大切な物」というのがテーマ。
勇者の丘で結婚したと言う管理者のメリッサ。だが彼女の夫はスパイダーライダーの力を得、敵を倒す為旅立ったまま行方知らず。そんな事があってかメリッサは勇者に対して否定的。最初は腹を立てたハンターもメリッサの過去を聞きこの土地がメリッサにとって夫との絆を保つ大切な場所だと感じる。
だがメリッサはバグースの要求にあっさりと頷く。理解できないハンター達はバグースと戦うが勝てない。戦い終わってハンターはメリッサに礼を言う。「大切な場所を失っても俺達を守ろうとしてくれた、おばちゃんが本当の勇者だよ」と。大切な物の順番を間違えちゃいけないって事だよな。そこがどんなに自分にとっての大切な思い出の場所であろうと人の命とは比べるべくも無い。そしてハンターにとってメリッサを手伝うよりも大事な物がある。きっちり少年アニメしてるわ。

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