ARIA THE NATURAL 第26話

第26話「その 白い やさしい街から・・・」

最終回。1期目の最終回は新年のお祭で全員集合のお話だったけどそれっぽい話は前回で済ませたのでかなりおとなしいお話でした。らしいと言えばらしい。
いつものOPを少しゆったりとしたアレンジにしたのがいい感じ。プリマになる話になるのかなぁーと思ったらその気配なし。ただひたすら雪ダルマを作る話でした。藍華達との雑談中に出た「子供の頃どんな大人になりたかったか?」と言う話題で灯里がふと思ったのはアリシアはどんな大人になりたかったのかという疑問。藍華や灯里が憧れるアリシアはどう思っていたのか。アリシアはそれに答えず黙って雪ダルマを作る。すると色んな人が代わる代わる灯里達を手伝って雪ダルマを大きくしていく。アリシアはそれをして「子供の頃こんな大人になりたいなぁと思った」と語る。過不足無く「普通で素敵な大人」あるいは「ネオヴェネツィアの住人」と言うのが答えという事であろう。肩肘張らないアリシアらしい夢でした。

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ARIA THE NATURAL 第24話

第24話「その 明日のウンディーネに…」

今回は初めてこの世界で悪意を持った人が出てきてしまった。何となくそういう物は描かないのでは無いかと思っていたので少し驚いた。あと2話で終わりだから描かずに終わる事も出来たと思うのだがプリマへの障害と言う意味であえて描いたのだろうか。
しかし最近藍華は泣くシーン多いなぁ。口では文句ばっかり言っても尊敬してる晃さんの悪口を同僚から聞いてメソメソ。普段ならこういう事は一人で抱え込みそうなタイプなのにねぇ。まぁそのおかげで直接藍華の気持ちが晃さん伝わって或る意味良い結果になるんだけど。灯里達が居るのに思い切り晃さんへの気持ちをぶちまけちゃう藍華は可愛い。
そしてそれを受ける晃さんは超カッコいい。「嬉しい事も嫌な事も当たり前にしないでどっちもしっかり受け止めていかなきゃな」って台詞には納得。嬉しい事に慣れてしまえばそれに対するありがたみや感謝の気持ちが薄れてしまうし嫌な事に慣れてしまえば自分もそれを他人にする事に抵抗が薄れてしまう。ネオ・ヴェネツィアの素晴らしさを紹介するウンディーネとしてはどんな事も100%等倍で受け止め続ける感性を持っていないといけないって事だね。晃さん見てから皆川純子のイメージほんとに変わったなぁ。それまでは男の子声優だったんだけどお姉さん系もイケるなぁって。
最後の3人が手を繋いでくるくる回るシーンは微笑ましくていいねぇ。嫌な話を吹き飛ばす様なすがすがしさだわぁ。

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ARIA THE NATURAL 第21話

第21話「その 銀河鉄道の夜に・・・」

内容は濃くないけど結構楽しめた。
前回ケットシーに助けてもらってちょっと気になっているところ銀河鉄道のチケットが届く。ケットシーに会いたい気持ちと気軽に会わない方がいいのではないかという気持ちの間で悩む灯里、どう見ても恋の悩みに見えます。藍華達が誤解するのも無理ない。「どんな人?」って聞かれて答える様子もまるで恋する乙女がその相手を語るみたいでいい。
悩む灯里に対して答えるアリシアさんの言葉もなかなか言いえて妙。「底が知れない」と言う灯里に対し「まるでこのアクアを包む海の様」、「アクアも灯里のことを知りたいと思っているのかもしれない」と逆説的に切り返して納得させるのは上手い。
灯里の私服さっぱりして可愛い、社長はメーテルだし。ケットシーはあの車掌スタイルですね。頭をワシワシされたりほっぺを撫でられて目がとろっとしてる灯里が可愛い。なんかそのままキスシーンになりそうなぐらいいい表情。もうこの際、灯里×ケットシーのラブもアリかもしれないと思った。ああ、やっぱEDは「夏待ち」の方がいいなぁ。今回は全体的に間が緩めで気持ち良かった。

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ARIA THE NATURAL 第16話&17話

第16話「その ゴンドラとの別れは・・・」第17話「その 雨降る夜が明ければ・・・」

灯里の乗ってるゴンドラが耐用年数を越えてしまったので乗り換えしなければいけなくなって・・・というのを珍しく2話使って描いたお話。ARIAらしいベタベタなお話なんだけどARIAだからこそこういうのもアリになる。
暁を初めて乗せた時の映像を前期の1話で使わなかったのが(計算外かもしれないけど)ここで活きたなぁ。あの時の暁に言われるよりも今の、灯里を気にしている暁に言われる(擬似的にだが)方がグッと来る。藍華の珍しい殊勝な物言い「あんたのゴンドラだもん、しょうがないなぁって思ってるわよ」も良い。
水門の中、夢で老人を乗せる灯里、言うまでも無くゴンドラの精。少し先の分かれ道までという依頼、そしてそこを越えても「もう少しだけ漕いでくれないか」というのは灯里とゴンドラの分かれがたい気持ちの現われですね。
17話の方は正直ちょっと蛇足かなぁという感じが有った、使いまわしのカットも多かったし総集編の代わりみたいな物か。
アリシアの回想、グランマ若すぎない?せいぜい15年ぐらい前の話だよなぁ。パーティーの後、晃達がゴンドラに一言声を掛けて帰っていくんだけど誰一人としてただの道具として扱わず、さも人格が有るかのように話やがる全くこいつ等は(ノД`)・゚・。
一人ゴンドラとの別れを惜しむ灯里に降る雨を気にして傘を持っていってあげる社長がちょっといい。新しいゴンドラの初乗りの日、前のゴンドラとすれ違うシーンは正直やられた。ありがちな展開のはずなのになんかすごい想定外の事された感じで無性に泣きたくなった。嬉しいのか何なのかよく分からない感情なんだけどとにかく泣きたくなった。やっぱ上手いわARIA。

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ARIA THE NATURAL 第11話

第11話「その 大切な輝きに・・・」
暁の兄から初めての指名をもらって上機嫌の灯里。しかし依頼のヴェネツィアングラスの運搬に付き合う職人は何故か不機嫌そう。

今回はこの作品の根底から否定しかねないテーマを扱う話でなかなか面白かった。
ネオヴェネツィアのヴェネツィアングラスは一度途絶えた技術を手探りで復活させた物でヴェネツィアングラスが持っていた本来の伝統を引き継いでいない紛い物ではないかというのが今回の話の中心。これはネオヴェネツィア(ひいてはARIAと言う作品そのもの)を否定する事になる。オリジナルのヴェネツィアはもともとあの形で街が出来ていた訳ではなく必要に迫られてあの形になったに過ぎず海の中に建つというその不便さをわざわざ再現したネオヴェネツィアは客観的に言えば不自然な街であることには間違いない。でもだからと言って不自然なこの街に価値が無いかと言うとそういう訳でもない。
もう一歩引いて考えると、我々視聴者が架空の世界や人物に感情移入したり癒されたりするのは紛い物を見て喜んでいる愚かな行為だという意見も有る。それに対する回答として灯里はそれはそれで街が出来た過程も流れた時間もそこで過ごした人も紡がれた思いもオリジナルとは違う歴史を重ねて成長していると語りそれを好ましく思う自分が確かに存在すると主張する。「我思う故に我有り」じゃないけどその気持ちだけも価値が有る。

今回はディフォルメシーンが殆ど無かったり作画が原作に少し似た感じの線でちょっと面白い感じだった。演出の仕方なんかも話に合ったゆったりとした物で良い。マエストロがアリア社長を見て社長を象ったガラスを作ってあげる所や職人さんが丁寧に皿を包むシーンも良かった。こういう一見意味の無い様なカットを丁寧にこなすのは好感が持てる。
一つだけ不満なのは居眠りの船が灯里達のゴンドラにぶつかりそうになったのを灯里が颯爽とした動作で避けるシーンの見せ方がイマイチだったのがもったいない。

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ARIA THE NATURAL 第8話

第8話「その ボッコロの日に・・・」
男性が好きな女性に赤い薔薇を送る「ボッコロの日」に暁に呼び出される灯里、その用件とは・・・。

今回は久しぶりにARIAっぽい話で良かった。アクア・アルタで道一杯にあふれた水に映る空や建物のとかファンタジックな様子がARIAっぽい。
アテナにあげたら喜ぶと言われてハッとするアリスとかもいい感じ。長靴が脱げた所の作画が微妙にいいなぁ。今回ちょこちょこと作画のいいカットが入るけどずっとこの感じならいいのに。
ウッディーと暁は幼馴染だったのか。その上ウッディーは灯里狙いなのか?
ボッコロの日について灯里の言う通り何百年も前の二人の行動がたくさんの人の間に広まってるってのは思えば不思議な話だよなぁ、日本のバレンタインみたいに企業が宣伝したって訳でもないだろうに。
アル×藍華のシーンは藍華照れまくりで終始いい感じでした。このシーンも作画微妙にいいし。藍華はさっさとアルに告るなり押し倒しちゃえばいいのに。まぁこの微妙な関係も初々しくていいんですけど。「男の人から貰ったの初めて」と言われてドキッとしちゃう暁×灯里のコンビもなかなか美味しい。暁の流してしまった薔薇が町中に流れ色んな人を和ますラストはベタな感じもしますがそれが可能なARIAの世界観が気持ちいいです。

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ARIA THE NATURAL 第7話

第7話「その 猫達の王国へ・・・」
練習中一人でゴンドラに乗ってどこかへ出掛けるアリア社長を目撃した灯里と藍華は後を付けてみるが・・・。

今回も薄め。まぁ雰囲気のある話だったのでセーフではあるけどこの調子が続くと2クールやる甲斐がなくなっちゃいそうだなぁ。
季節変わるの早っ!もう夏服ですか。アリア社長人間臭いのはいいけどゴンドラ一人で乗っちゃうのはなぁ、どうやって漕いでるんだか。猫の世界ってのは日本の民話なんかにも良くある話ですね。人間とは違う時間の流れを生きてるとかなんとか。しかしこの作品猫がらみの話良く出ますね。社長が猫ってのもあるんだろうけど他の動物を使った話も見たいなぁ。
今回は音楽の使い方とか背景の建物の中・影の部分の暗さの強調とかちゃんと話に合った雰囲気を用意したのは良かった。入植施設跡ってのが体育館に見えるのだがこれは何か意図があるのかな?藍華は灯里と一緒に居てもケットシーは見られないんだな。灯里の周りで起こってる不思議は灯里以外の人には何故か片鱗しか見えないんだな。しかしバンクシーンが多いのはこういう状況だと作業減らしたいのかなぁ~って勘ぐりたくなるなぁ。

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ARIA THE NATURAL 第6話

第6話「その 鏡にうつる笑顔は・・・」
アリスのお誘いでオレンジぷらねっとの寮にお泊りの灯里と藍華。だが他の従業員と仲が思わしくないアリスが気になって・・・。

うーん、今回も薄め。5話は短編2本だからしょうがないとして今回はARIAならではの描写みたいなのが感じられなかったし舞台もオレンジぷらねっとの寮内だけなので少々物足りない。
しかし不思議に思うのはウンディーネは一番下っ端の「ペア」二段階目の「シングル」まで基本的に金が稼げない。「ペア」のアリスは少なくとも半年~1年、「シングル」の灯里・藍華は約2年ろくに稼ぎの無い状態なんですがよく会社は養ってるなぁ。しかもオレンジぷらねっとや姫屋等の大手では見習い職員も結構数が多い。その上豪華な寮まで用意ってどんだけ優遇されてんだか。ここらへんはだいぶファンタジーだなぁ。それとも西洋の徒弟制度ってのはそんなもんだろうか?
そんなんで見所はまー社長×アリア社長になってしまった。ガクブル状態の社長には気の毒だがこのやりとりは好き。
2期に入って多少作画が乱れてる事やディフォルメを乱用しすぎなのが気になるなぁ。やっぱ26話作るのは相当の体力が要るって事なのかな。あまり厳しい評価を下したくないので頑張ってくれ。

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ARIA THE NATURAL 第3話

第3話「その 流星群の夜に…」
アクアに近づく流星群を前に観測会を計画する灯里達。そこに偶然、重力管制のノームであるアルと出会い彼も観測会に誘う事になった。

今回はやたらラブ臭の強い回ですね。個人的にはもう少し藍華とアルの出会い部分も見たかったんだけどある程度進んだ状態からスタートなんですね。
それにしてもアルは藍華達より年上だったのか。ノームとしてすでに働いてるアルとまだ見習いの藍華じゃ良く考えりゃアルが年上で当たり前なんですが。親父臭いとか文句を言いながら顔を赤らめる藍華が可愛い。もう立派なツンデレですね(・∀・)ニヤニヤ。さりげなく水路側の場所をキープして藍華を守るアルに「アル君のそういうところ反則かも」ってその台詞自体反則だなぁ。今回はネオ・ヴェネツィア自体の話ではなかったんですがこれこれで。

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ARIA THE NATURAL 第2話

第2話「その 宝物をさがして…」
練習中に宝の地図を見つけた灯里達。地図にあるヒントを元に宝を探すとそこにはさらに地図があって・・・。

全体的に春らしい話作りで気持ちいい。藍華はアリスのことずっと「後輩ちゃん」って呼んでんだなぁ。アリスの「でっかいおもいっきり開けちゃいました」がおもしろ。そんな無理に「でっかい」を付けなくても。地図をたどっていく事でネオ・ヴェネツィアの町の作りを紹介していく手法が上手いなぁ。
今回光ってたのはサンマルコ広場の達人@石塚運昇。カフェラテの奢りあいで「キュピン」ってのが面白くて。社長の帽子もおそろいでいい感じ。「影追い」ってシステムは優雅なヨーロッパな風習って感じだなぁ。ほぼ毎日同じ店に居るってどんな金持ちだって思ったら正体は・・・。
宝の実態はまぁ予想可能な範囲内ですがそういう事が出来ちゃう町ってのがうらやましい。サンマルコ広場の達人とネオ・ヴェネツィアの達人に感謝する灯里に「幸せの達人さん」と名づけて締めるのが上手い。結局受け手側の感性が無けりゃ綺麗な景色も意味が無いって事で。

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