フタコイ オルタナティブ13話(最終回)

「フタコイ オルタナティブ」 第13話「3人でいたい」
爆発する城、崩れ落ちそうな橋の上から沙羅の手を掴んでいる恋太郎。「やっと三人の時間を諦めたのに。恋太郎には双樹が居るじゃない!」恋太郎を責める沙羅、ようやく決めた決心をここで棄てたくない。吹っ切った恋太郎とは対照的に沙羅はまだ自分が犠牲になる事を放棄していない。そんな沙羅に恋太郎
私が居なくてもだぁ?双樹を大切にだぁ?ふざけた事言ってんじゃねーぞコラぁ!
ちゃんと聞けよ、ちゃんと本当に、心の底から思っている事を言うから
俺は金も無ぇし将来のヴィジョンもプランも無ぇさ、でもよ、俺はお前と、双樹の2人と
いいか?1人じゃ無ぇ、2人でも無ぇ、3人だ
3人で居てぇーんだよ!
一番聞きたかった台詞を聞いて泣きながら笑う沙羅、しかし二人の前に巨大イカファイヤーが。落ちる二人を間一髪で双樹が飛行機で助ける。「沙羅、双樹、片付けて帰んぞ、3人で!」父・愛之助ばりに空中で攻撃をかわしミサイルの上を走り「探偵キック」で止めを刺す。
恋太郎のモノローグ「このところいつも同じ夢を見る。酷くでたらめな夢で親が決めた結婚相手やら秘密結社やらイカの怪人やら複葉機やら、筋道立てて説明するのはめんどくさいのだがあえて一言で言うなら」ここで突然ボーリングの玉を腹に落とされ眼が覚める恋太郎、時間軸変わって3週間後、「双葉探偵事務所Ⅱ」でいつもの生活を送る3人。一方公彦は社長業に戻り退屈そう。予定を読み上げる霧島の言葉を耳に入れず沙羅と双樹の写真を眺めている。多分本気で二人の事が好きだったんだろう。そんな公彦に霧島は「キャッチボールしませんか?」公彦「いいね」二人が居なくなっても全てが無くなった訳ではない。回想、戦闘後不法入国か何かで拘束されていたけどるる・ららの権力で開放、意外と美味しいとこ持っていきましたこの二人。
どこかの国の誰かの意思で世界はぐるぐる回り続ける
神様じゃない俺達には分からない事ばかりだ
でもそれでもなお、結局の所俺達は分かっている部分を、目の前の俺たちの人生ってやつを全力で馬鹿みたいにやっつけていくしかない
そうする事しか出来ないし、たぶん、それでいいのだ
事務所のベットで眠る沙羅・双樹に毛布を掛け優しく見守る恋太郎、父のここを思い出す。幼い日周りに認められる大きな父の背中に突っぱねていた恋太郎、ようやく素直に父に対する敬愛を認め心の中で握手する父子。今、恋太郎は一人前になった。正装してどこかへ出掛ける3人、それは玄さんと杉作のおばちゃんの結婚式。商店街も健在で大賑わい。司会の木下に友人代表の挨拶を振られる恋太郎、悩んだ挙句「ハッピーですかー?」迷い無く応える参加者達「ハッピーでーす」。
恋太郎のモノローグ「このところいつも同じ夢を見る。酷くでたらめな夢で親が決めた結婚相手やら秘密結社やらイカの怪人やら複葉機やら、筋道立てて説明するのはめんどくさいのだがあえて一言で言うならそれは、たぶん
桜舞う道を行く3人、川原で花びらを集めはしゃいで駆けて行く。
それは、たぶん愛についての物語だ

後半を一気に見せるためにサブタイトル後すぐにCMをはさむやり方、スクランでも有りましたが視聴者重視で良い。今回の肝は恋太郎のモノローグと前半の沙羅との問答。動きは殆ど無いシーンなのに台詞だけでものすごく意味の有るシーンになる。最初に沙羅が落ちそうになる時、沙羅は笑ってる。それは諦めからくる苦笑でそのまま落ちてしまえば恋太郎も諦めざるを得ない事態に感謝しつつ悲しんでいる。そこを助けられどうしていいか分からず双樹を取れと言う、精一杯の強がりなのは目に見えているのに。泣きながら怒って悔しがって笑う沙羅はすごく魅力的だった。巨大イカファイヤーとの戦闘、軍隊が束になっても敵わない相手にキックひとつで勝つ恋太郎、もう理屈じゃないけどあえて書くなら力でなくて精神で、愛で勝つ、ということだろう。魂の篭ってない弾丸はイカファイヤーに効かないが真の男にも通用しないのだ。恋太郎のモノローグ「俺達は分かっている部分をやっつけていくしかない」当然ながら我々視聴者あるいは世界の全ての人間に向けた台詞だ。ままにならない事はこの世の中にいくらでもある、かといって諦めて中途半端にやっていいわけではない、いつでも全力でやるべきなんだ。最後の「それは、たぶん愛についての物語だ」今回最大の美しい演出。カタルシスだけなら前回の方がかなり上だと思うが同じモノローグを二回繰り返したあとの「愛についての物語」ってのはすごい綺麗な収まり方だと思う。
「電撃萌王」の金月龍之介さんのコラムによると(かなり茶化したコラムではありますが)最初双恋のコンセプトが理解できなかったと言っています。しかし義妹との生活と言う体験を通し「記号みたいな双子が『二人一緒じゃダメですか?』と虚空から沸いて出てくるお話ではなく。僕は彼女達と主人公とのたいせつな時間を描く。そしてその喪失を描く。その時彼女達はこう問うだろう『三人一緒じゃダメですか?』、と。それがたぶん『フタコイオルタナティブ』というお話なんだ」こう記しています。2人の女と1人の男、世間的にはナシな関係の主人公たちを題材にいかに愛のテーマを描くか、大変難しい脚本を(事実双恋では結局の所決着は付かずに終わっている)やり遂げてくれました。一見、最初のアクション・コメディー路線から真面目・鬱路線に迷走しているかのように見えるこの作品は終わってみればやはり最初から一貫して愛について描いていたんだと思う。燃えとか萌えとかアクションとか鬱とか泣きとか色んな物で大事に包んで、その包みを丁寧に剥がすと最後に愛が出てくる、なんとも美しいではありませんか。大切な物は案外目に見えなかったり奥の方に有るってことですね。フタコイオルタナティブという作品はぶっちゃけ、DVD買って何度も見直したり、後々まで語られる作品ではないです。でも、これは誰にはばかることなく胸張って「良い作品です」と言える、気軽に見てる人にとっては僕の感想・解説は大げさ過ぎると思いますが本当にこれだけは言っておきたい。

あと今までフタコイがらみでトラックバック頂いた方々に感謝。

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フタコイ オルタナティブ12話

「光ある場所へ」
OPは沙羅のモノローグ。幸せでした、思い出すのは特別でない普通の風景、と語る沙羅。もしも恋太郎に出会ってなかったら私達はどうなっていたのか、それに答えるように遠い空で恋太郎が叫ぶ「もしなんてねぇ!俺たちは出会ったんだから!」公彦と沙羅が結婚すると完璧なイカファイヤーを作るためにベストな遺伝子の子供が生まれるらしい?沙羅を縛る遺言はワダツミ機関の用意した偽のシナリオだった。結婚式を前に自分の素直な気持ちを語る公彦、幸せにする、と。飛行機ごと会場に突っ込んで登場する恋太郎と双樹。イカルス計画の事を二人に話し式を止めさせようとするが二人はさらわれ恋太郎たちの周りには量産型イカファイヤーの群れが!イカファイヤーに効くバットで戦う恋太郎、バットが使い物にならなくなると新しいバットを双樹が投げ空中で受け取る恋太郎、そのままイカ二匹を空中で両断!いやぁ、このシーンマジ格好良過ぎ。アクションの切れは今放送中のどのアニメより良い!一方桜月組の組長の下にワダツミの手の者が、新商店街の地下にはイカファイヤー量産工場が作られると言う。あまりにも強大な組織相手に逆らえない組長。商店街で住民が工事に反対して座り込み、それを説得してどかそうとする木下、途中で拡声器を放り投げ「言えるわけねぇ・・・」先週に続き良い味出してます。ただ仕事としてニコタマに居るだけじゃない、木下も針山もれっきとしたニコタマ住人なんだ。もうそろそろ潮時だと諦める杉作のおばちゃん、それを見て立ち上がる玄さん「ビリー(ザリガニ)の世話を頼む」カコイイ!工事を請け負った如月組の組員も本当は強制執行をやりたくない。そんな意思に反しブルドーザーが変形し商店街住民を襲う。銃も聞かないブルドーザー、あわやという時ブルを貫く何か。それは組長の義手だった!「愛之助よぉ、あの時おまえがあん時テメエが腕一本で勘弁してくれたのはこの日、この時、商店街を守らせる為だったのかもしれねえなぁ・・・」今週は格好良いシーン満載。どんなふざけた設定も格好良いシーンに変換してしまうスタッフに感動。消耗してきた恋太郎の下に霜島とゴスロリ仮面が駆けつける。「みんな全力で馬鹿がやるのに憧れてたんだよ」霜島は彼の夢・野球選手の格好で助けに来た、今の彼にとってそれが戦いのコスチュームなのだ。双子の直感を頼りに沙羅を探す恋太郎と双樹「苦しい時には楽しい事を考えよう」楽しい事と言われて普通の生活を思い描く双樹、今となってはもっとも掛け替えの無い日常を強く願う。沙羅を見つけるも爆発から双樹を庇って倒れる恋太郎。双樹に戻るように言いそっとキスをする。おそらく初めてのキス、そして初めてのはっきりとした恋太郎からの愛情表現。爆発続く城を沙羅の元へ恋太郎が駆け抜ける。

イカファイヤーの大群、組長のズゴック風の義手などシリアスなストーリーとは真逆を行くふざけた絵柄だがそれすらも反転して格好良く見せてしまうスタッフの手腕に惚れ惚れ。恋太郎は格好良いし、木下も玄さんも若頭も組長も格好良いし双樹も頑張ってた。今回は皆すごく輝いてた。全てを吹っ切って戦う恋太郎に感化されたかのように全員が頑張っていた。「好きだから」商店街が、ニコタマが、二代目が、沙羅が。好きな物の形は少しづつ違っても向いてる方向は一緒、そんな感じでした。公彦も立場は違えど沙羅達の幸せを願っていた、個人的にはそれが嬉しい。これで三人は何に遠慮する訳でもなく三人で居られる。すっきりしない世の中、この作品だけは極上の爽快感をもって最終回を迎えて欲しいと思います。

PS.他の人の感想見ると「ルパンのカリ城パロっぽい」らしいのですが手元に資料が無いので何とも。いや、カリ城は好きなのだけどね気付かなかったなぁ、。しかし感想書くならキャプ環境欲しくなってきた。

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フタコイ オルタナティブ11話

「燃える二子魂川」
戦後GHQにより財閥解体が云々~イカファイヤーは財閥の暗部の生み出した兵器らしい。何の違和感も無くこのふざけた設定が組み込まれているのがすげぇ。イカに対抗すべく高速の上を走るパトカーの群れに針山・木下の姿も。一方的に蹂躙されるパトカー、だが針山は単身拳銃・マシンガン・手榴弾を駆使してイカと戦う。針山、超格好良い。しかしイカは不死身らしい、針山を倒し恋太郎の大事な物を全て燃やすと宣言し飛び去る。白バイを使って追おうとする恋太郎に対し木下が「絶対に敵いっこない。逃げても誰も責めない」と止めようとするが「自分は一度大切な物を見過ごしたから二度同じことは出来ない」と決意の固い恋太郎。カッコいい恋太郎、木下の心遣いも泣ける「誰も何も言わない、言わせない」この人もちゃんとニコ魂住人だなぁ。避難してる双樹、TVに映る恋太郎を見守る。携帯に連絡があり双樹は「もう止めて二人で楽しい事をしよう」と訴える。「二人じゃないだろ三人だ」ようやく全てを吹っ切った恋太郎「信じて待っていて欲しい」と告げイカを追う。一旦イカに負ける恋太郎、針山・木下が追いつき病院へ行こうという木下だが恋太郎は意に介さない。白バイを起こす針山「9回裏からでも逆転できるのが男家業のいいところだよな?」今日のアンタは格好良すぎる。後から来る集団、恋太郎の族時代の手下らしい。族のバイクを借りてイカと競争する恋太郎。自分を抜けたら鼻でピーナッツ食ってやるとのこと。スローモーションになる画面、恋太郎の独白が続く
「自分が嫌いでした、過去の自分から逃げている自分が嫌いでした」
「でもそんな自分でも好きになれる場所がありました」
「沙羅と双樹の三人でダラダラしたり、鳴らない電話を一日中待ったり、川原を歩いたり、UFOを追いかけたり」
「そんな自分を好きだと言える自分が好きです」
先の事とかは判らない、でも双葉恋太郎は今全力で生きています。好きなものが誰にはばかる事無く好きだと言えるそれだけの覚悟が今の恋太郎にあります。霧島が野球選手になりたかったと告白したように、現代に生きる我々は殆ど全員何かを諦めて何かを振り落として生きています。恋太郎はそんなぼくらに対する応援歌です。大切な物を大切と大声で言える世の中それは空想の中でしか成立しないのかもしれない。だからこそ空想には頑張ってもらいたい。今までこのようなテーマに挑んだ作品がどれだけ有ったのか?夢を語る人間を鼻で笑う様な今を考えると空想の世界ですらこのようなテーマはあまり語られてなかったのではないか。萌えの皮を被ったこの作品、もっと多くの人に見てもらいたいものです。
例によって放送見てすぐかいてるので他の人のレビュー参考に出来ないので台詞とかは多少間違ってるかもしれませんがご愛嬌を。フタコイもあと2回。

ネタ:タソガレ オルタナティブ

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フタコイ オルタナティブ第10話

フタコイ オルタナティブ第10話「クマのように舞いイカのように刺す」
前回に引き続き沙羅が居なくなったままダラダラと日々を過ごす二人。杉作のおばちゃんの所に居候するも事務所はビルごと解体、商店街もショッピングモール開発のため馴染みの店が次々閉店する状況。公彦の使いから双樹の養育費を断った恋太郎だが結局「公彦の所へ帰れ」と双樹に言ってしまう。火事から2週間経った今でも何も決められない恋太郎は結局自信の無さから双樹をも手放そうとする。それに対し双樹は「私を探して」と始めて会った時と同じように依頼をする。依頼をほったらかしてクマの着ぐるみで商店街再開発反対のビラを配る恋太郎。放火魔のイカと再会し戦闘するも間一髪の所針山に助けられる。再び火の海と化す双子魂川の街、恋太郎はイカに戦いを挑む?以下次週。

意外と引っ張りますね。閑散とする商店街からまた1人去る人が現れた時、杉作のおばちゃんの「賢いとか賢くないとかじゃないんだよ」その眼の先には「好きだから」と書かれた商店街の横断幕。この言葉がたぶん作品の全てを語っていると思う。賢い生き方なんて賢い奴にやらせておけばいいんですよ。馬鹿な奴は賢くない生き方しかできないしかできない。その代わり馬鹿は馬鹿なりに「好き」という法則にしたがってそれを大事にして生きていく。まさに我々オタクの生き方です。フタコイは双子の女の子両方とハッピーになるなんて一般社会の倫理観に照らし合わせると「ハァ?」って感じの物語ですがそれを通じ「馬鹿でもいいじゃない、好きなんだから」とオタクを前向きに捉えるための作品なのかもしれない。思えば第1話から恋太郎の親父が「好きだから」って言ってんだよなぁ。今の恋太郎にしろ、自分たちにしろ単純で大切な事忘れがちですね。来週はシャキッとした恋太郎が拝めそうで楽しみ。今週のクマvsイカも動きよくて楽しかった。EDは「ぼくらの時間」ピアノverのボーカル無しver。色々仕掛けてくるなぁ、映像が1話の使い回しじゃなければもっと良かったのだが。

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フタコイ オルタナティブ第9話

ビデオで見返してから書こう思ったらその時間が取れなくて遅くなってしまった。いやー、1週間過ぎるの早えぇ。第9話「フタコイ」
タイトルにあんまり意味は無かったですね。あえて言うなら沙羅が抜けた「フタコイ」はもう「フタコイ」ではないという事の自嘲でしょうか?今回は或る意味すごく贅沢な作り、1クールアニメで1週丸々使って恋太郎と双樹の現実逃避と後悔を延々と描く、それだけ。
しりとりをしたり、血液型がどうのこうのとか、何も無かったように振舞う恋太郎と双樹。しりとりが長く続かないのはもう一人が居ないせいだろうか。部屋でする事が無くなって高島屋へ。「白鐘沙羅はそうして俺たちの正三角形から抜け落ちたのだった」この台詞には何も感情がこもっていない、後悔とか怒りとか落胆とか。有るとすればただ「諦め」。「実に沙羅らしく」「周りがウダウダやっているのをさっさと見切りを付けて」1人で公彦の下に行った沙羅に対しそれが恋太郎だろうと双樹だろうとその意思をいまさら曲げる事は沙羅の性格上かなり難しい事を残った二人は悟っている。そして沙羅を連れ戻すということは公彦を不幸にするという事であるがそれと釣り合うだけの幸福を双子に与えられる自信が無い。高島屋にて盛大に買い物をする二人、「このままじゃいけないと思う」と双樹。前向きな提案かと思えば「楽しい事をして現実を忘れる」というのが双樹の出した答えだった。こういう時意外に双樹が奮起して恋太郎に発破をかけるのではないかと思っていたがその期待は見事に裏切られた。彼女の良さも結局は三人がそろっている時にしか発揮されないという事だ。「たとえばどんな事をする?」すぐに楽しい事が思いつかず勢いだけに任せショッピングカートに大量の商品を詰め込んだまま店内を暴走し始める二人。警備員を振り切り屋上からダイブ、もうどこからが妄想でどこからが現実か区別付かないハイスピードな演出。こんな時に不謹慎だがかなり面白い。川原で黄昏る二人、子供の遊んでいたボールが飛んでくる。子供はモロ三人を小さくした様な容姿、あからさまな「取り戻せない昔」の表現。「もうこうなったら全治1ヶ月のお怪我を負うとか家が火事になるとか」ありえない事態により情況が好転するのを妄想する恋太郎、だが現実に事務所が放火に遭い3人の思い出は形を失う。事情徴収に応じない恋太郎、はじめて涙を流し心情を表す。「もし空を飛べたら俺たちはハッピーになれたのだろうか?」もしなんて物は全く意味がない、奇しくも事務所の火事で現実を思い知った恋太郎はやはり後ろ向きに新たな1歩を踏み出そうとする。全てを忘れ、全てを受け入れ、全てを新たに始める、双樹と恋太郎の二人だけで。その形としてラブホテルに入る二人。受け入れたはずの現実に泣く沙羅と双樹、「我々はやり直しを要求する」悔しさがにじみ出る恋太郎「それでも俺は、もしも・・・を考えてしまう。もしも空を飛べたとしたら、俺達はハッピーになれるのだろうか。もし、あの時、沙羅と双樹を抱いていたらハッピーになれたのだろうか」流れ始めるEDの前奏、美しい青空を羽を生やし三人で舞う、もちろんこれは恋太郎の妄想であり願望、もう叶うはずの無い。

ひたすら暗い展開の30分にカウンターとしてハイスピードなギャグシーンを突っ込んでくる辺りが他の作品とは一味も二味も違う所。荒唐無稽なギャグはそのまま二人の投げやりな気持ちを表現してもいる。てっきり今回の後半で「沙羅を取り戻そう!」っていう流れになるように何らかのてこ入れが入ると思っていたが丸々1回使ってキャラの心情を描く展開は非常に丁寧であり拍手を送りたい。ただ、恋太郎や双樹を魅力的に見せるならここで自ら立ち直るという方向性もアリだったのではないだろうか。しかし製作サイドはキャラクター一人一人を魅力的に描くよりも「フタコイ」という世界・作品を魅力的に描く事を選択したようだ。この結果が吉と出るか凶と出るか(吉だとは思うが)は最後にならないと判らないだろう。今回は恋太郎の妄想シーンが多く出てきたが今までの演出が何でもアリだっただけに(イカとか)どこからが妄想なのかがすぐには判別できない所が変な意味で面白い。オオカミ少年的な演出にこんな使い道があったなんて感心。現実離れした演出が出れば出るほど「失った物を取り戻す事は困難である」というリアリズムが感じられる。簡単に取り戻せる物を人は「失った」とは言わない、取り戻すのが困難、或いは不可能な物こそを人は失ったと感じる。
こういう事を書くのもアレだがこの作品を見ている間にも我々は何かを失っているのかもしれない。庵野監督がエヴァでオタクに付き付けた様に、この「フタコイ」も我々に対する何らかの警告なのだろうか。もちろん単なる娯楽として見てもいいし、「身近な人を大切に」って話として好意的に解釈してもいい。何が言いたいのか自分でも絡まってくるが、これだけ深い演出の作品を見せられると一から十まで空想で作られたこういうジャンルにこそ現実世界の真理みたいなものが詰まってるのじゃないだろうかと思う時がある。「White Album」の中で美咲先輩が「冬が寒いからこそ温かい物が温かいと感じられる」という話をしてるが正にその通りで僕らにとって空想こそ現実を一番感じられる場所なのかもしれない。「空想と現実の区別が付かない」なんてぬかしてる奴こそが一番区別できてないよなぁ。この先「あの時ああしておけば良かった」とか思う事は大量に有ると思うけどこの作品を見ていた時間を後悔しない人生だといいなぁ。

次回のサブタイがすげぇ「クマのように舞イカのように刺す」このタイトル考えた人の頭の中覗いてみたい。あと前回からそうじゃないかと思っていたが新しいVerのEDピアノVerなんですね。CDにはギターVerしか入ってない!我々はやり直しを要求シル!ヾ(`Д´)ノ

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フタコイ オルタナティブ第8話

第8話「サはサヨナラのサ」今回は目立った演出は殆ど無し。話的にアクロバティックな事をする必要が無い、というか無い方がうるさくなくて良いタイプの話なので。フタコイが13話構成だと仮定すると後5話も残ってるのに話はかなり佳境。あと2話で片付きそうな気が。
朝の食卓、裸Yシャツ?で飯を食う双子+恋太郎だが会話は一切無い。温泉の続き=SEXをしてほしいという双子に対し恋太郎の答えは「明日じゃ駄目か?」結局恋太郎は答えを出せなかった。仲直りのためのプレゼントを買って帰ると事務所の前に1人の男が。双子の保護者にして大会社三ツ木グループの代表である三ツ木公彦は父の遺言により沙羅・双樹の16歳の誕生日にどちらかと婚約しなければグループの全権を失うと恋太郎に告げる。双子はそれを絶対の使命あるいは運命として生きてきた。全てを知った上で双子と話をする恋太郎だが自分に自信の無いが故に二人を受け止める事が出来ない。居場所を失った二人は当ても無く夜雨の降る街を歩く。雨の中恋太郎は二人を探して走り回り、沙羅は双樹に「暖かい物を買ってくる」と言って1人公彦の下へ歩き出す。

今回は特別ひねった演出とかは入っていません。そういう意味ではちょっと感想書きにくいかも。公彦との話の最中恋太郎のジッポが見つからないのは前回の演出の続きだろうか?雨の中迎えに来た恋太郎にしがみ付いて「自分の傘使えよ」「いーじゃん」って辺りが好きだなぁ。自分達は浮かれてますって感じを隠そうともしないこのノリ。素直に嬉しさと愛情を表現してると思う。せっかく先週は格好良かったのに今週は恋太郎ヘタレシーン満載。たまにやって来るプチ居候扱いだった二人が正真正銘恋太郎の守るべき、養うべき存在となるその重責に対し恋太郎は全く自信が無い。二十歳そこそこの若者にはしょうがない事だが二人の望んでいる事は金銭的に満たされた幸せではなく精神的に満たされた幸せである事に恋太郎は気付いていない。もし恋太郎が家に戻った時の双子の様子を知っていたらもっと違う結果になっていたのだろうか?脚本的にはこれからが腕の見せ所だがありきたりにな展開にならないか怖くもある。ラスト付近夜の双子魂川の街を走り、去り、佇む三人は悲しいぐらいバラバラだった。あれほど三人にで一緒に居る事を願っていたのに沙羅は双樹を騙してまで犠牲になろうとしている。「私は強いから1人でも平気」って自分が恋太郎ならとっ捕まえてぶっ叩いて「どこが平気なんだよ!」って叱りたい。三人の中で一番弱いのは絶対沙羅だから。静に流れるED曲「ぼくらの時間」のピアノ前奏、EDに突入、歌詞が2番になって映像も新規に!このタイミングでこれはずるいなぁ。「3年後も思いでが作れるのか?」みたいな歌詞が切ない。こうゆう終わりを予感させる歌弱いです。ポポロクロイスのOPとかもこれ系の歌詞ですごい好きだった。

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フタコイ オルタナティブ第7話補足

またまたトラックバック貰って喜んでたらスパムトラックバックも来てた。一日の内に2回同じ記事にトラバするってどうよ?自動なのかなぁ?
7話の感想について補足。今回の演出で気付いたのだがこの作品(特に7話)において何がすごいかって、脚本と映像の結びつきというか意思の疎通?みたいな所がすごいんじゃなかろうか。具体的に上げると、犬の肉について僕はあれは困難の大きさであると書いたんだけど、普通脚本家が「ここは恋太郎の困難の大きさを表してるので肉を大きく描いてください」とか作画方面に注文を付けたりはしないと思われる。それなのに肉は大きく描かれていた。要するに監督や演出の人達が脚本から読み取れる情報をふくらまして作画に反映し、その映像がまたストーリーに跳ね返ってくる、そういう掛け算的な仕事がすごいと思うんですよ。単純に洒落で大きく描いていたかもしれないけど少なくとも視聴者側はそこに意味を見出せるなら洒落じゃなくて演出と呼んで差し支えないのだろう。
あと、キャプ画像を見ると2年前の川原で抱きしめた二人の映像と現在抱きしめてる二人の映像がほぼぴったりそのまま重なるんですよ。コレは当然作画的に楽するために使いまわししてるってのが当然の理由としてある訳ですが対比として綺麗になる演出とも言える。5話だったら沙羅は写真、双樹はギターという風に双子物である上でのセオリーである「対比」ってのが時々組み込まれる。7話の対比は「過去と現在」だからここはあえて同じ絵でも状況が全く違う「始まりの抱擁」と「最期の抱擁」を見せる演出と解釈できる。まぁこちらの贔屓目でこじつけな解釈かもしれませんが。とにかく深読みすると色々解釈できるのが7話の面白い・すごい所だと思います。

話変わって、今のとこフタコイ全体において僕が惜しいなぁと思う所は3話の「エメラルドマウンテン ハイ」。これは4話目に回してしまった方が全体の繋ぎが良くなったと思うのですよ。あと話的にもすこし尻切れ気味なのがもったいない。なぜ3人は一緒に居られなかったのか?なぜ愛と舞はすれ違ってしまったのか?二人はなぜ恋太郎の前に再び現れたのか?なぜ愛は町を出て行ってしまったのか?疑問は尽きないし、過去の双子(愛・舞)と現在の双子(沙羅・双樹)との対比も色々組み込めたはずなので2話ぐらい使ってやっても良かったんじゃないかと。でもあと6話はあるはずなので何らかのフォローとかも期待していいのかなぁ。

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フタコイ オルタナティブ第7話

頻繁に感想書くようになると記事のタイトルに困りますね。「フタコイ オルタナティブ」第7話「双葉恋太郎最初の事件」
今回はギャグ・アクション・シリアスとバランスの取れた話で満足度高し。話は約2年前にさかのぼり三人の出会いを描く。
親父が死んで何をしたら良いか分からずただ日々を過ごす恋太郎の下に静かな焦りを湛えた沙羅と双樹が訪れる。「親父が死んで探偵業を継ぐかどうか迷っている不祥の二代目」と言って依頼を断ろうとするが沙羅が「以来を解決できたら継ぐ、できなければ継がないってのはどう?」と提案してきたので恋太郎はそれに乗ることに。依頼の内容は時間内に街のどこかに居る二人を探す事。気分が乗らないまま捜査を開始する恋太郎だが次のヒントが凶暴な犬の小屋に置かれている状況にギブアップする。諦めて帰る途中、杉作のおばちゃんが探偵を始めた事を聞きつけ大いに喜ぶがその日に諦めた事を後ろめたく思う恋太郎は「すいません」と謝り1人の部屋に帰る。そこで目にした物は双樹からの手紙だった。双樹は依頼が達成できるかどうかに関わらずあらかじめお金をポストに入れておき、恋太郎に気遣いの言葉まで残していた。子供に気を遣われた事にか、或いは自分に対するか、怒りの様な感情を爆発させる恋太郎。「俺は誰だ?何者だ?双葉恋太郎だ!」今まで点かなかった親父のライターが勢いよく火を噴きタバコに火を灯す。バットを握り締め犬と戦う事から、そしてその先へ踏み出す決意をする。川原では二人が恋太郎を待っているが約束の時間が来てしまう。しょうがないと言う双樹に対し沙羅は「私達が決められる未来があったっていいじゃない」と訴える。そこに颯爽と登場する恋太郎、二人の頭をなで抱きしめる。
時は今に戻り、暗い事務所の中恋太郎に「温泉の続きをしよう」と言う二人はすでに裸。

今回はかなり恋太郎が良い味出してますね。叔父の形見のライターをかっこよく「あばよ、親父」と川に投げ込むも高価な物だった事を思い出し結局拾ってきてる恋太郎。大学を中退し、漫画を読みふけって漫然と過ごす恋太郎にあてつける様に火が点かないライター。それは親父の遺志なのか、モヤモヤしたまま燻っている恋太郎の気持ちを映し出す鏡なのか。決意を固めた途端火が点るライター、カッコいい。誰にでも有る将来への迷いカードはすでに揃っていたのか、それとも最初からそんな事は関係が無かったのか。がむしゃらに前に進む事にした恋太郎に二人は惚れたのだろう。万能でなく精神的に完成されてもおらず、自分達と同じ悩みを抱えたまま前に歩ける男・双葉恋太郎を。

今回感心したのはギャグの使い方。ただ笑いを取るために入れるギャグではなく演出上意味の有る使い方をしてる事が多いのが偉い。その意味というのは「物事を大げさに見せる」という事である。冒頭のライターを川に投げ入れるシーン、コレもひとつのギャグに繋がるのだが当然意味があり、火が点かなくなるという演出に繋がる。劇中恋太郎は何度かタバコを吸おうとするが最後を除き水に浸かったライターは火を点してくれない。演出として自然な流れになるが最後に視聴者は今まで火が点かなかった訳を感覚的に悟るためにはわざと「水に浸かる」という演出を組み込んだ方が効果的なのだ。
大学で恋太郎が友達から説得を受ける時、画面手前に映るバカップルの会話が重なって上手く聞き取れない。これは恋太郎の内心「鬱陶しい」気持ちが表現されている。
重火器で銭湯を占拠する男、ギャグでしか起こりようの無い事件。まさに「世界ビックリニュースの特産地か、ここは」って状況だが沙羅の無鉄砲さ前向きさを表現するのに格好の舞台であった。
犬が喰らい付いている肉の大きさ、マンモスの肉ですと言わんばかりの大きさだがそれは恋太郎の直面する困難の大きさを表す。要するに餌をあげてその隙にというセオリーが全く通用しない困難だよ、ということ。
ポストに入れられた札束の料、1千万は有りそうな金額は当然依頼料としては多過ぎる。それは双樹の優しさ、困難な自分達の状況にもかかわらず他人を思いやる気持ちの大きさを表す。
今回のギャグは殆ど何かの暗喩に使われている。大げさに見せかけた演出の裏側にはきっちりと大事な事が織り込まれている。その上ギャグ自体面白いので完璧である。いやほんとにこの番組見てて良かった。

今回も<パズライズ日記>さんの文参考にさせて頂きました。録画せず見てるのであらすじ詳しく書いて頂けるのは文章書く時本当に助かります。

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どうして好きなのに別れちゃったの?

「フタコイ オルタナティブ」第6話「どうして好きなのに別れちゃったの?」
サブタイトルは離婚した母親の葬式の帰り幼い恋太郎が父親に投げかけた言葉。母親の生まれ故郷に三人で温泉旅行に来るが双子の表情は浮かない。今回明確に「16歳の誕生日が来たら一緒に居られなくなる」と3人の生活にはっきりとした障害が提示される。そろそろOPや第1話のアクションで釣られてきた人達は離れていくかもしれないが個人的にはそもそもああいうアピールの仕方自体が間違っていたと思う。「60になっても70になっても3人一緒がいい」なんてファンタジーを実現するために(実現しないかもしれないけど)どういう現実を乗り越えなきゃいけないか、当たり前の日常の下にどれくらいの努力が埋まってるのか、そういう切ないお話がこの作品の見所だと思う。でも正直全行程の半分でもうこの展開のは意外だったなぁ・・・。あと直接的性行為に及びそうなのも意外。この手のファンタジーでは最後の一線は視聴者の脳内でこそ越えるもので作品内でやるのはタブー視されてきた傾向にあるのに。まぁそれはそれで萌えるんですが。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第29話「FATES」
いわゆる総集編というやつでしたが意外に興味深い話でした。プラント最高評議会議長のギルバートと前作の黒幕ラウ・ル・クルーゼの禅問答のような過去の会話をベースにギルバートが今の状況に思いを馳せるという内容なのだが色々と面白いシーンが有った。まず回想でミネルバ艦長のタリアとギルバートが過去正式に交際していた事が分かるがタリアは「私は子供が欲しいの。だからプラントのルールに従うわ」という言葉を残してギルバートの下を去る。確かコーディネーターは自然出生率が極めて低く(もしかして0%?)基本的に人工授精をしなければ出産できないはずだが人工授精を受けるために結婚していなければいけない等の制限が有ったのだろうか?そしてそれを二人は乗り越えれなかったのか。そのシステムに対しギルバートは現在も不満を抱いているそぶりを見せ「戻れないというなら最初から全てを正しいやり方でやれば」と漏らしている。ひょっとしてタリアとの過去を何らかの形で取り戻すためだけに戦っているのだろうか?かねてからこの男が黒幕なのかどうか動機が薄く疑問だったが今回の件で少し納得がいった感がある。そしてラウが言った言葉にも面白い言葉が有った。「救いとは何だ?全ての望みが叶う事か?こんなはずではなかった、だから時よ戻れと叶う事か?」救いなどといった言葉はこういったアニメの中では簡単に使われがちなだけに棘のある台詞だと思う。自分に未来が無い事を知っていたラウは要するに「そんな物は存在しない」と言いたかったのだろうがコレは、「それならば」と思うか「それでも」と思うかによってその人の生き方がまるっきり変わってしまう分岐点の台詞である。言うまでも無く戦争を題材にしたアニメというのは現実世界への問いかけである。若い視聴者に今回のギルバートのそしてラウの言葉は届くのだろうか?キャラ萌えもいいけどその下にある難しくて痛々しい話もちゃんと拾い上げて欲しい。
しかしSEEDには結構面白い台詞が有るのだが不思議と記憶に残らないのが惜しい。決定的に「印象に残るシーン作り」が欠けている気がする。それは絵や音楽の弱さだと自分は思っている。平井久司の絵は綺麗かもしれないが生死を扱う作品としてはもう少し良い意味で泥臭さが足りないと思うし音楽もいまいち心に残るBGMが無く印象作りに弱い。ターンAなんかだと逆にたいした台詞も無いのにBGMだけでぐっとくるシーンが有ったのと対照的だなぁ・・・。

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フタコイ

休日をひたすら溜まったアニメ消化に費やしております・・・。まだだ!まだ終わらんよ(泣

極上生徒会」4話「素晴らしく冴えたやり方」
蘭堂りのの教育係に任命された和泉香は会長と親しくなったりのを嫌っているが「自分は会長の失望する様な事だけは絶対にしない」と、りのとプッチャンに宣言する。そんな中、人形劇部で人形が壊される事件がありプッチャンは新入部員の子が怪しいと言うがりのはその推理をかたくなに拒否する。「楽しくないといけない」りの言葉に孤児だった頃会長に拾われた時の事を思い出す香。香は猫の仕業だったと丸く治めるが実は部長が後輩の力に嫉妬して起こした事件だった事を隠してわざと猫を犯人に仕立て上げていた。「自分に憧れている人達が失望する様な事はやるな」と後で部長を叱責する香、なんだかんだ言ってもいい人である。憧れている人が清らかなままで居て欲しいというのは憧れる側の勝手な願いかもしれないが僕はいつもこういうときスパイダーマンの「大きな力には大きな責任が伴う」という台詞を思い出す。「魅力」カリスマと言い換えてもいい何かしら人を引き付ける能力を持つ人間はそれなりの責任感を持って欲しいと思う。どうでもいいけど平仮名で「りの」って名前激しく文章書きにくい。

フタコイ オルタナティブ」5話、サブタイトルは失念(公式サイトがまだ更新されてないので調べるのがめんどくさい)
3話の暗い話も良かったが待ちに待っていた自分好みのお話。なんとなく、しかしいつも一緒にいる沙羅・双樹・恋太郎の三人。だが双子は時々連絡を絶ってプチ失踪をする。いつもは2・3日だが今回は1週間経っても戻ってこない。いつも近くに居る存在が今は居ない。何が理由で一緒になって何が理由で帰ってこないのか。三人の関係に明確な答えが無いから起こる状況。友達以上恋人未満な女の子が二人居てしかもお互いはライバルではなく仲の良い双子。恋人で無い以上拘束することもできないし家族でもないので深い事情を追求する事も出来ない。それでも三人はかけがえの無い関係。やっと帰ってきた二人に「ただいま」も「おかえり」も無い。やっぱりそれも名前の無い関係だからこそ。二人の女と1人の男が真剣にずっと一緒に居られる関係など今の日本には存在しない。だから三人の関係には名前が無い。「二人一緒じゃ駄目ですか?」という双恋=フフタコイのキャッチコピーに対しアニメスタッフが出した答えがコレなんだと思う。双恋を企画した人間は正直もっと軽い気持ちで作ったと思うけどそれに対して最大限真剣な答えを出したんだと評価したい。今回はアクションも殆ど無し、BGMも3曲ぐらい?を時々使うだけでモノローグ中心の静かな展開が気持ち良い。カレカノとかモノローグの多い作品好きみたい>自分。今回の細かい内容は<パズライズ日記>さんとこ参照すると良し。

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