« アニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」を見た人達の反応とか | トップページ | 個人的な批判を他人に語らせるのはもう辞めたら? »

アニメ アイドルマスターシンデレラガールズ1話の重箱の隅

第1話「Who is in the pumpkin carriage?」の小ネタ紹介・解説・考察です。多少ツッコミを入れさせて頂く場面が有りますが批判目的ではないのであらかじめご了承下さい。あとアイドルマスターあるいはシンデレラガールズを知らない人への情報も含めて書いていますので若干くどい文章になります。そしてあくまでも個人的な解釈であり必ずしもこれが正解というわけではないのでその点ご留意下さい。
ここでは765プロアイドルのアニメアイドルマスター=アニマス、アニメシンデレラガールズ=デレアニorアニデレと呼称させてもらいます。

Imas_cg11Imas_cg12
冒頭の時計、左がTVで右が2周年PVの時。ほぼ同じデザインだがTVでは短針しか12時を指していない(別カットでは長針も有る)。言わずもがな、「シンデレラ」に掛けていて「時計」「12時」というのはこれから色々な所でモチーフとして使われるだろうと予想される。
12時というのは本来童話のシンデレラでは「魔法の解ける時間」なのでそれをモチーフとして使うのはどうかというつっこみは以前から有るわけですが、個人的に女の子に魔法を掛けてアイドルにするのがプロデューサー、そしてファンに魔法を掛けるのがアイドルなので12時に魔法が解けてからがアイドルの見せ場スタートという事ではないかと思っています。シンデレラはただ待つだけの女の子でしたがアイドルというのは選ばれてそこでハッピーエンドじゃなくて、続けていく努力が必要なんですね。

Imas_cg13
渋谷駅前のモニタやトレーラーでシンデレラガールズのライブ宣伝をしている模様。モニタの下部分に書かれているのはフランス語で「Le debut I histoire」だろうか?直訳で「私のデビュー史」かな?渋谷駅前は本家アイドルマスターの原作ゲームでも背景として使われてます。
何故渋谷かというのは登場キャラクターの「渋谷凛」の名前にちなんでの事ですが、彼女は原作ゲームにおいてシンデレラガールズの中で(765プロアイドルを除き)最初にSRカードの出たアイドルです。またCD「CINDERELLA MASTER」シリーズにおいてもトップバッターの「001」番を冠しています。故に島村卯月がメインヒロイン=リーダーだとすると渋谷凛はチームのエース的存在であると言え、このような特別待遇なわけです。

Imas_cg14
ライブ会場らしき場所はパシフィコ横浜の国立大ホール。アイドルマスターのリアルライブでもちょくちょく使われている場所です。アニメアイドルマスターの24話のライブもここです。

Imas_cg15Imas_cg16
外から走ってきた少女がライブ会場でぶつかる。ここはデフォだと暗くて分かりにくいかもしれませんが、走ってきたのはラストに登場する「本田未央」、スタッフは恐らく勉強の為に働いていた島村卯月。卯月がぶつかった帽子を被った子が実家の花屋の手伝いで来ていた渋谷凛。ここでは彼女達は知らずに出会っていたという描写です。彼女達はシンデレラガールズにおいて「ニュージェネレーション」(略称:ニュージェネとかNGとか)と呼ばれ看板役になっています。

Imas_cg17
3人が落としたガラスの靴を拾うプロデューサー。ここは童話のシンデレラが靴を落とすシーンである階段に掛けてあるのです。そしてPとニュージェネもまた偶然の出会いをしていた、と。

Imas_cg18
シンデレラガールズのテーマ曲である「お願い!シンデレラ」、歌うのは左から十時愛梨・城ヶ崎美嘉・日野茜・白坂小梅・高垣楓(センター)・川島瑞樹・佐久間まゆ・小日向美穂・輿水幸子で左からパッション・クール・キュート属性のキャラが並んでいます。

Imas_cg19
左から十時愛梨城ヶ崎美嘉日野茜のPa属性勢。

Imas_cg110
佐久間まゆ小日向美穂輿水幸子のCu属性勢。

Imas_cg111
Co属性の高垣楓。あと二人は別カットにて登場。

Imas_cg112
細かいツッコミを入れてしまうとパシフィコは客席が階段状になっているのでこのように平らな部分は最前列部分しかないはず。

Imas_cg113
黒バックに文字入れってのはアニマスでも有ったのでそれに習っての事だろうか。

Imas_cg114
ステージの電飾がカボチャ。実際にはこれ映像商品化しないと客は見えないアングルですねw 舞台の広さもパシフィコの倍ぐらいある。というかこの規模の舞台はアリーナに特設ステージ設けないと多分存在しないと思う。

Imas_cg115
TV越しにライブを見ているのはニートアイドルの双葉杏

Imas_cg116
手前でパフェを食べているのがぽっちゃり系アイドルの三村かな子で奥で頬杖付いているのが猫耳アイドルの前川みく。みくの服装は比較的最近出たSR[アニバーサリーキャット前川みく]の物。

Imas_cg117
輿水幸子が映っている前を走って行くのは緒方智絵里。ちなみに彼女の名前は変換間違いされることが多いので辞書登録推奨です。

Imas_cg118
映っているのはホラー映画大好きな白坂小梅、手前で見ているのが自称ロックなアイドル多田李衣菜

Imas_cg119
腕時計を見ているのが褒めているんだかけなしているんだか分からない二つ名で呼ばれているセクシーアイドル新田美波

Imas_cg120
同じ場所を歩いているのがロシア人と日本人のハーフのアーニャことアナスタシア。後ろに映っているのが川島瑞樹

Imas_cg121
モニタ前で日傘をさしているのが中二アイドルの神崎蘭子

Imas_cg122Imas_cg127
同じく外でモニタ見ているのが身長185cmの大型アイドル諸星きらり。彼女はゲーム中で身長設定が新カードごとに伸びていって最初182cmだったのが最新のカードでは186.2cmになっています。そのあと走っていったランドセルの女の子が多分赤城みりあだと思いますが確証がない。

Imas_cg123
プリクラを取っているのが小ギャルアイドルの城ヶ崎莉嘉。ステージに立っていた城ヶ崎美嘉の妹でシンデレラガールズ内では双海亜美・真美を除けば唯一の姉妹アイドル。

Imas_cg124
高架下のカットに居るのは前川みく・双葉杏・三村かな子・緒方智絵里。

Imas_cg125
樹の下にいるのが
新田美波・多田李衣菜
神崎蘭子・アナスタシア、という配置。

Imas_cg126
交差点に居るのが諸星きらり・城ヶ崎莉嘉・赤城みりあ。

Imas_cg128
お願い!シンデレラの後半部分は画面に出たキャラが実際にソロで歌ってますね。

Imas_cg129
作品タイトルロゴ。原作ゲームのロゴとほぼ変わりなし。両脇に生えて来る葉っぱは新しい芽吹きを意味してるのかなと思います。

Imas_cg130
サブタイトル。直訳で「誰がカボチャの馬車に乗っているのか?」。これは2つの解釈ができると思います。
カボチャの馬車が来た→馬車から出て来る魔法使いor王子様(プロデューサー)はどんな人なのか?という解釈とカボチャの馬車に乗れるのは誰か(アイドルデビューできるのは誰か?)という解釈。

Imas_cg131
卯月が通ってるアイドルの養成所?的なスクール「Tokyo Art School」。卯月と同じ制服の娘も居ますがこの制服のモデル「品川女子学院」と渋谷は山手線で12分の距離と近い。

Imas_cg132
12時少し前で止まったまま調整中の張り紙がある時計。上に書いたようにシンデレラガールズにおいては12時こそがスタートなので今はまだ物語が本格的に始まる前であることを示している。

Imas_cg133
講師とマンツーマンでレッスンする卯月。講師の話では同期の仲間は次々と辞めて卯月だけが残ったらしい。この後再選考で受かるも実際にデビューするまでにかなり待たされる事は原作の要素を反映している。
卯月は765プロで言うところの春香ポジションにも関わらずSRカードが出るまで(声が付くまで)にかなり時間が掛かり、凛と大きく差を開けられた。実際の期間としては4ヶ月なんだけど回転の早いソーシャルゲームの中でその4ヶ月という数字は大きいし、その間に別のキャラがSR化したり新Rが出たりしていく中で何も新しいカードが出ないというのは大きかった(新カードが出ないと台詞も増えない)。二次創作でも無個性や待遇の悪さをネタにされた。そういった状況を経てCDデビューを果たした時の曲「S(mile)ING!」の歌詞が見事にそれまでの卯月の心境を表しており、島村卯月というキャラを理解する為に必聴の出来栄えとなっています。

Imas_cg134
ストレッチをしている時に映るレッスン室の壁は明るくすると「大槻唯」がオーディションのポスターになっている。彼女はまだ声の付いていないキャラなので恐らく正式なキャラとしては登場しないと思われるが同じ346プロに在籍している様子。右側は判別が難しいが恐らく小日向美穂だと思われる。

Imas_cg135
通称:武内Pの登場シーン。ここも明るくするとちゃんと見える。講師に「受付の方へ~」と言われているがスリッパを履いている辺り受付を通して来ているっぽい。

Imas_cg136
一人でレッスンしている卯月の前にまた現れるP。前のシーンとの繋がりが分かりにくいが、不審者と間違われた為に一旦部屋の外でスクールの人と喋ってから再度レッスン部屋に入ってきた、という展開だと思う。

Imas_cg137
調整中の紙が剥がれる時計。卯月のアイドルとしての時間がスタートしたことを示す。

Imas_cg138
男は346(みしろ、漢字で書くと美城)プロダクションのプロデューサーで卯月が一度落ちたオーディションに再考で受かった事を知らせに来たのだという。アイドルマスターの世界では765(なむこ)、876(ばんなむ)、961(くろい)、315(さいこー)など数字を名前に使うプロダクションが多数存在する。これは元々アイドルマスターの開発がナムコだったことに起因する。
伝統的にプロデューサーは本名が明かされないので声が有る場合はその担当声優の苗字を取って○○Pと呼ばれる。今回は担当声優が武内駿輔(17歳)なので俗に武内Pと呼ばれている。

Imas_cg139
卯月が帰りに電話してるシーンで見える看板。上が346プロからすでにデビューしている白坂小梅。下がアイドルマスターDSのキャラクターである水谷絵理日高愛秋月涼の876プロトリオ。

Imas_cg140Imas_cg141
765プロの広告。876のと併せて別の作品と同じ世界線である事を示している。劇場版アイドルマスターのラストには凛も登場していたのだが当然見てない人は知らないのでシンデレラガールズ側からも同じアプローチをしている。

Imas_cg142
英会話らしき広告の川島瑞樹。彼女は元アナウンサーで他のアイドルに比べるとちょっぴり年齢が高い。

Imas_cg143
アニマスでは765プロの人間はほぼガラケーだったけど(伊織以外全員?)流石にソシャゲ生まれということも有りスマホ持ちですね。このシーンの卯月の後ろのモブがちゃんと演技してます。

Imas_cg144Imas_cg145
凛の実家の花屋。このシーンでは卯月が帰るまで凜の顔が映されない。理由は彼女はこの時点では物語の中心には足を踏み入れておらずモブでしか無いから。未デビュー組のキャラもまた冒頭の出演部分、顔が見えないようになっている。卯月は入る時と帰る時に会釈してるあたりさり気なく育ちの良さを感じる。

Imas_cg146
期待に胸を膨らませて帰る卯月を見送る凛。この時点で自覚はないが夢中になれるものが有る卯月に憧れめいたものを感じている。

Imas_cg147
シンデレラプロジェクトの資料。台詞では「新規部署を立ち上げ~」と言っていますがアイドル部門自体は2年前にできているらしい。同じ事務所に最大2年先輩がいるというのは765プロとは大きく違う環境。Pもひょっとしてキャリア2年かそれ以上あるのかも。

Imas_cg148
CD発売・TV出演・ライブはいつできるのか?という卯月の問に対して全て「企画中です」と答えるP。コメディなシーンだがここでの肝はPが誤魔化しや冗談ではなく、ど真面目に答えているという点。このシーンの卓上カレンダーを見ると舞台は2015年四月だと判る。

Imas_cg149
卯月お得意のダブルピース。最初のSR(特訓後)の笑顔が強烈で一気に落ちた人も多いと思う。ちなみに卯月が自分の名前をフルネームで言う(島村卯月頑張ります、等)事が多いのもゲーム準拠。なかなかブレイクしなかった彼女故にいつも名前のアピールは忘れないようです。

Imas_cg150
凛再登場。凛は原作の頃からつり目に少し開いた襟元、雑に締めたネクタイにネックレスとちょっと不良っぽい空気を醸し出しており誤解されやすそうなキャラをしています。ちなみにこのシーンの少年役は元AKBの仲谷明香さん。元リアルアイドルがアイドルアニメに出演です。

Imas_cg151
凛を見る前のPと見た後のP。微妙にですが目を見開いています。最初からその気がなかったと言えばそれは多分半分は嘘なんだろうと思います。もっともP自身気づいてない可能性が高いですが。

Imas_cg152
頭の後ろを掻くのがPの困ったときの癖のようでこの後卯月の前でも3回やっている。二人の後ろのポスターには765プロの四条貴音。アニマス19話で一日署長をやった時の格好。

Imas_cg153
346プロの会社資料。765プロの個人経営っぽさと異なり大手企業らしさが漂う。右のページは佐久間まゆ・十時愛梨・高垣楓。

Imas_cg154
すっごく分かりにくいんですがレッスン場を訪れたPが卯月を見た時にまた表情が少しだけ動いてます。驚いたような、何かを見つけたような感じ。

Imas_cg155
初回と2回目のレッスン室の比較。初回はPを怖く見せる意図が有ったからですが暗かったのが明るくなっているのは卯月の未来が明るくなった事を暗喩しているのだと思います。ここでもちゃんと会釈をしている卯月。

Imas_cg156
再度凛をスカウトしに行くもことごとくスルーされるP。ここもコミカルに受け取りがちなシーンですがPが凛の学校を探し当てた事(それなりに優秀)、言葉が圧倒的に足りないとはいえ毎日のように通い続けている事が分かります。無表情なPの事が少しずつ分かるように描かれています。

Imas_cg157
再び資料を見ている卯月。左から佐々木千枝荒木比奈・川島瑞樹・上条春菜松本沙理奈。この衣装はゲーム中に出てくるもので5人は「ブルーナポレオン」というユニット。

Imas_cg158
延々と個人レッスンの指示が続くにもかかわらず嫌な顔一つせず頑張る卯月を前にしてまたこの仕草。恐らく見飽きたであろう資料を食い入るように見るほど期待が大きくなっているのにそれに答えられない事に罪悪感を感じている。

Imas_cg159
凛の入部届。ここで高校1年生、3組(B組?)の出席番号11番だと分かる。書きあぐねている様子から特にやりたい部活がない事が伺える。ちなみに原作設定では趣味は犬の散歩。

Imas_cg160
凛の手ちっちゃい!

Imas_cg161
凛の百面相。クールぶってるけど意外と表情豊かなのが可愛い。

Imas_cg162
慌ててテーブルに足をぶつけるP。(凛視点で)訳の分からない事を言ったかと思うと表情は真面目だったりちょっと必死な素振りが見えたりして、この一見感情がなさそうに見えるPの心の動きをちょっとずつ出していってる所が上手い。

Imas_cg163
今夢中になれる物を持っているのか、と問われ部活に励む人達を眺める。ここは逆光になっているので夢中になれる物を持てる者と持たざる者で明暗を分けている、という意味が有るのかも。この明暗は公園のシーンにも有ります。

Imas_cg164
駅構内のモニタに再度876組。

Imas_cg165
CDショップの店内らしき場所のポスター、左はシンデレラガールズの二宮飛鳥、中央は765プロ内のユニット竜宮小町三浦あずさ水瀬伊織双海亜美。ライブツアーのDVD&BDらしい。タイトルは「4 SEASON TOUR」。右は元961プロ所属で今は別事務所のユニットJUPITER伊集院北斗天ヶ瀬冬馬御手洗翔太
Imas_cg166
JUPITERのロゴはSideM版になっているので315プロに移籍したことになっているのかも。右がアイマス2の時の961版ロゴ。刃物をイメージした物からフラットなデザインに変わっている。

Imas_cg167jpg
凛が見ている雑誌に城ヶ崎美嘉。服はゲーム登場時のまま。モデルとしても活躍していてGARETというブランドとのコラボらしい。

Imas_cg168
次のページにシンデレラガールズの高森藍子。声有りキャラなので今後出番有るかも。右はアニマスオリジナルのライバルユニット新幹少女。REX版の漫画にも出てきます。

Imas_cg169
アイドルに興味ないと言っておきながらアイドルの雑誌を読む凛。自分の中のモヤモヤに気付いたのか、Pの真剣な眼差しに感じるものが有ったのか。ここのシーンで流れるBGMはシンデレラガールズユニット曲の「Nation Blue」のインストVer。凛を含むクール属性選抜メンバーによるアルバム「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cool jewelries! 001」に収録されている。

Imas_cg170
またもや卯月が繰り返し資料を読んでいるのを見てしまうP。大抵のアニメは(特に原作付き)1話目に詰め込もうとして早く早く展開させていくのですがこの作品は逆に同じ場所や同じ構図を繰り返すことによって濃密な時間を描こうとしています。物語が動き出す前、彼女達の前には圧倒的に平凡な日常が敷き詰められているのです。

Imas_cg171jpg
二人で凛を尋ねるシーンの後ろの車のナンバーが末尾72くさい。一応説明しておくと72という数字は765プロの如月千早のバストサイズでアイマス2になった時も変わらず、初代ゲームでは同じサイズだった高槻やよいは成長してしまった為にアイマスキャラ最小のバストサイズとして有名な数字。シンデレラガールズやミリオンライブ!が出て以降はバスト72以下のアイドルは存在するがほぼ全員中学生以下である(如月千早は高校生)。千早ファンにとっては神聖な数字でありながら一方でネタにされるのは嫌う人も多い。アニマスでは背景に時々72の数字が隠されている事が有った。

Imas_cg172_2
凛の私服は最初のSRカードの時の物。シャツの柄はアニメ用に簡素に変更になっている。ピアスはさり気なくハート型の物に変わっていて学校にいく時に付けている物とは別のピアス。

Imas_cg173Imas_cg174
卯月が「あんな風になれたら」と指さした先には高垣楓がいたはずが広告が切り替わり上田鈴帆に。きぐるみを着ていますがれっきとしたシンデレラガールズのアイドルです。二人の衣装もゲーム内のカードが元。

Imas_cg175
卯月が語るシーンで花の連続カット。「才能が開花する」という言葉があるようにこの花達はアイドルという夢を叶えられる状態になった卯月達をイメージした描写。背景美術も力が入っていて実に良い感じですね。劇場版並みに密度高い。

Imas_cg176Imas_cg177
落ちた桜の花を駆け寄って拾い上げる卯月。ここは暗い日陰から明るい日向に移動したことが今の卯月の状況の暗喩になっている。そして「拾い上げる」という行為はPが卯月にしてくれたことを再現している。
このカットでは卯月のふとももから尻にかけて非常に肉感的に描かれていて良いですね。卯月はB83に対してH87と尻が大き目。最初のSR(特訓前)の絵柄も尻が特徴的。ちなみに筆者が初めて引いたSRでもある(どうでもいい)。卯月のウェーブの掛かった髪とサイドテールが大きく動くので見応え有るカットです。

Imas_cg178Imas_cg179
この2カットは超絶美しい。今季のアニメでこれほどまでに美しいカットが有るだろうか、いや無い(反語)。ネタじゃなく「尊い」よ、マジで。ここはキラキラした場所(日向=アイドル業界)に立つ卯月の眩しさに目を奪われた凛がアイドルになるきっかけを掴む瞬間。

Imas_cg180
自室で考える凛。ここも顔が影と光の境界線にんなっているのはそういう意味かな?流れるBGMは卯月・凛・未央が歌う「メッセージ」。ニュージェネレーションを含む選抜メンバーによる「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER We’re the friends!」に収録。しかしアニマスでは胸の膨らみを殆ど描かなかったのにアニデレではかなりしっかり描いてますね、地味に嬉しい。ちなみに凛のバストは80cmです。

Imas_cg181
凛の部屋。窓から差す光がちょうど花を照らしているのが何ともドラマチックな構図。机の棚には植物と花の図鑑が有る。

Imas_cg182
机の上に置かれた一輪挿しの花は卯月が買っていったのと同じアネモネ。売っていた物は咲く寸前といった感じだったけどこちらは満開。

Imas_cg183
アイドルになる決心をした凛。「アンタが私のプロデューサー?」という台詞は凛の持ちネタ的によく使われていてバリエーションがいくつか有る

Imas_cg184Imas_cg185
1話終了直前で11時34分から11時35分へと針が進む時計。これは残り話数を表していて全26話なのではないかという指摘している方が居ました。実は凛の部屋の時計も同じ時刻を指しています(昼と夜で12時間ずれてはいますが)。

Imas_cg186
再選考枠最後の一人にしてニュージェネレーションのパッション担当本田未央。あんまり意識して描いてないかもしれないけどアニマス1話のオーディションの我那覇響と動きがそっくり。

■何故第1話は卯月と凛の物語なのか
シンデレラガールズには様々な人気キャラがいて、いわゆる信号機トリオとしてニュージェネレーションズの3人がいるのに1話で未央の出番はラストの数秒のみでずっと卯月と凜を中心に展開した。
この理由はまず卯月を主人公に仕立てあげるためというのが1つ目の理由。卯月単体でも描けることは描けるんだけどそれだと1話は本当に卯月だけになっちゃうし対照物として凛が有効なんですね。島村卯月というキャラは上に書いたように「待たされる女」で、凛は(アニメでは)「待ってないけど向こうから来た女」という対照になります。

で、渋谷凛と言うキャラクターは特別アイドルになる理由の無いキャラです。765プロのアイドルのは大体目標が有ったり越えるべき壁が有ったりしてそれがアイドルになる動機だったり続ける動機だったりします。しかしシンデレラガールズではそういった動機の弱いキャラが結構います。物語の中心にいるキャラがそれだと動かしにくい。だから凛がどうしてアイドルになったのかという部分はそれなりの描き方をしておかないといけない。その為に卯月と出会わせたんだと思います。とりあえずその場に未央は必ずしも必要なキャラじゃないんですよね。性格的に取り回しがし易いキャラなんで後で加入してもそんなに問題がなさそうという。

■Pのキャラクター像
アニマスの赤羽根Pは「女子校の先生」をイメージして作られていて、主役であるアイドルよりも前に出過ぎないことを注意していたそうです。じゃあシンデレラガールズのPはどんなキャラが求められるのかってのを考えていくとゲーム内の5コマ漫画「シンデレラガールズ劇場」について考慮しなければいけないってのがある。劇場の中でPはキュートの女の子達には優しく紳士で、クールのお姉さんキャラにはからかわれ、と相手によって結構印象が変わりそうなぐらい立ち位置が変化しています。極めつけが巨乳元ヤンキーキャラの向井拓海からは「エロい仕事ばかりやらせるセクハラオヤジ」だと思われている。
Imas_cg187
こうなるとPの性格がどんななのかさっぱり分からなくなる。ということでPは主張の強い性格よりもどんな色にも変われる可変性というかある意味透明なキャラが良いという事になる。そう考えてから武内Pを見ると「主張が少ない」という点に目が行く。しかし何も持ってないわけではない。表に出さないけど多分しっかりとした物を持っていそうな雰囲気が有る。そういう意味で結構上手いこと作ったんじゃないかと思います。
Pが特に大したことしてないのに卯月から救世主のように思われていたり、結局凛のスカウトが成功したのも卯月のおかげであることに疑問を抱いている方を見かけたんですがPの中立的な立場を崩さないためであるとか、女の子に魔法を掛けるのはPの役目だけどファンに魔法を掛けるのはあくまでもアイドルの仕事、的な事もあるんじゃないかなーと思ってます。

■総評
PVの時点で分かってたことですがすごく絵が綺麗ですね。作画だけじゃなくて背景や色彩も良いし桜がずっと舞っていて美しい画面作りになっています。特に卯月の髪の毛が揺れ動く場面は大変そうだけど見応えがあります。頬がほんのり赤いのも可愛くて好き。公園ラストの凛のくりっくりの目がすごい好き。卯月の笑顔も超可愛い。

演出面でもとりあえず自分が見た今季のアニメの中ではぶっちぎりに良いです。こちらの深読みかもしれませんが細かい所、微妙な所で意味を込めてきているのでそういうのが好きな自分としては非常に見応えがありました。漫然と話を進めるということを全然していない。

自分はクールPのDD気味なのでとりあえず凛筆頭にクールキャラの活躍を期待しています。とりあえずトライアドプリムスおなしゃす!惜しむらくは(第1話の時点でこういうのもアレですが)2クールっぽいところですね。キャラ的、資金的に3クールぐらいあってもいいんじゃないかなと思うんですがどうなんでしょうね。

記事がお気に入り頂けたらTwitterでハッシュタグ「#imas_cg #imas_cg_anime」付けて紹介してもらえるとありがたいです。

アニマスの考察記事も書いてますので宜しければそちらもどうぞ。
アニメ アイドルマスター第1話の重箱の隅
あと毎日大体0:30ごろから(金曜夜は時間前倒し)↓のコミュでアイマス系雑談放送もやってます。アイマス関係の話題、関係声優の話題、デレアニの考察(記事にする前の叩き台的に)を喋ってます。
千早24時間生放送コミュ

関連記事:アニメ アイドルマスターシンデレラガールズ2話の重箱の隅

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER Cool jewelries! 001
渋谷凛(CV:福原綾香) 高垣楓(CV:早見沙織) 神崎蘭子(CV:内田 真礼) 多田李衣菜(CV:青木瑠璃子) 新田美波(CV:洲崎綾)
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER  We're the friends!

|

« アニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」を見た人達の反応とか | トップページ | 個人的な批判を他人に語らせるのはもう辞めたら? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/66195/60959163

この記事へのトラックバック一覧です: アニメ アイドルマスターシンデレラガールズ1話の重箱の隅:

« アニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ」を見た人達の反応とか | トップページ | 個人的な批判を他人に語らせるのはもう辞めたら? »