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MAD講座 初心者向け紙芝居クリエーター講座その4

紙芝居クリエーター講座、文字編集パート3回目です。

■再生時間の調整
文字を使っている時に限った事ではないですがタイムライン上に構成された動画パーツは再生時間を伸ばしたり縮めたりできます。特に文字の表示時間を調整したい時に必要な作業となります。
やり方はいたって簡単。タイムライン上のパーツの右端をCtrlキーを押しながらドラッグするだけ。右に動かすと再生時間が長くなり、左に動かすと再生時間が短くなります。
また、一旦タイムライン上に構成してしまったパーツの順番を入れ替えたい時はパーツをクリックしてドラッグします。
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これで順番が入れ替わりました。パーツを削除したい時は選択してDeleteキー。Shiftキーを押しながらクリックしていくと複数選択可能。

■プレビュー
画像、文字等の設定が終わったら設定パネルの下の方にある▼ボタンを押すと現在の画面状況を1シーンとしてタイムライン上に構成します。構成し終わった物はプレビューで実際に確認しましょう。
F9を押すとプレビューウインドが開きます。この時タイムライン上のパーツを選択していると動画全体の中でそのパーツのシーンからスタートするようになります。長い動画の頭から見直す必要が無くなるという事です。
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この場合赤枠の2つ目のシーンが選択されているのであらかじめシークバーが2番目のシーンが始まる場所に来ています。
再生・一時停止はスペースキーで自動ループはありません。文字がちゃんと読めるだけの時間が確保されているか、逆にテンポが悪過ぎないか確認しておきましょう。

■文字送り
文字の表示時間が適正なら次は文字送りにチャレンジします。文字送りとはアドベンチャーゲームやノベルゲームなら大抵付いている文字を1文字づつ表示させていく表現方式です。1行もしくは全文がぱっと表示されてしまうと間を取り辛い、という時に使用します。
まずはF4を押してレイヤ編集パネルを開きます。そして下の方にある「FFS-System」の項目を見ます。
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FSSは色々なアニメーションをさせるためのシステムですが少々複雑なのでここでは文字送りについてだけ書きます。
まず、「このレイヤでFFSを使用する」のチェックボックスをオンにします。時間設定はデフォルトで3000msですがこれはこの時間内でしかアニメーションをさせないという事になります。文字送りの場合、通常の文字送りスピードでは100文字を3秒で表示させるのは無理です。その場合3秒が経つと残った文字は一気に表示されます。そのシーンの再生時間が3秒以下の場合は全ての文字が表示される事無く次のシーンに変わってしまいます。このような事を防ぐ為には時間設定は99999ぐらいにしておくといいでしょう。あとはシーンごとの再生時間の長さや文字送りのスピードを調整して上手く読めるような文字送りにします。

文字送りについては通常の文字送りの他にプラグインで追加できる「可変速文字送り」や「ウェイと付き文字送り」も有ります。「文字送り」と「可変速文字送り」については

この動画を見ると分かりやすいのでまずは見ておいてください。

簡単に書くと「FFSパラメーター」の項目に数値を入れて文字の表示速度を変化させます。使用するFFSプラグインの種類によって入力した数値の意味が異なるので注意。
「文字送り」の場合
無記入=デフォルト=ウェイト0、1以上の数字を入れると数字に応じた改行ウェイトを付加。1文字ごとの表示速度は変化させられない。
「可変速文字送り」の場合
1文字ごとの表示速度を変更できる。何も書いてない時と50の時が=で標準値。50より大きい数字を入れるとゆっくり、50以下だと早く表示する。改行のウェイトは無し。
「ウェイト付き文字送り」の場合
無記入=50=デフォルトで1文字ごとの表示速度を変化。数字が小さいほど速く、大きいほど遅く表示。そのままだと改行時にウェイトは付かないが「|」(小文字のLや半角の1ではありません、シフト+¥で出力される半角縦線 | です。「」は要りません)を文章中の改行ポイントに入れると改行ウェイトを付加。同様に「~」(ダブルクォーテション " ではありません、半角ティルダ ~ です)と入力するとさらに長い改行ウェイトが付加できる。ウェイトをつける時の記号「|」や「~」は実際の画面表示では無視され表示されません。

さて、試しに以下の文章を改行をそのままで入力して「可変速文字送り」もしくは「ウェイト付き文字送り」のFFSを適用してみましょう。

文字送りについては通常の文字送りの他に
プラグインで追加できる「可変速文字送り」や
「ウェイと付き文字送り」も有ります。


FFSのパラメーターは
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この状態でプロパティパネルの設定は
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この状態、文字レイヤーに640×480の画像を配置して余白は全て5のデフォルト設定で行ってください。用意が出来たらF4のレイヤ編集パネルを開いて下の方にある「プレビュー」ボタンを押しましょう。プレビュー画面上で何の問題も無く文字送りが表示されます。
次にもう少し下にある▼ボタンを押して現在の構成をタイムライン上に構築します。そしてF9でプレビューウインドを開きスペースボタンでシーン再生を開始します。
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文章の途中なのに再生時間が終了してしまいました。デフォルトの文字速度ではこの再生時間内に文字の表示が追いつかなかったようです。
こうなると対策は二つ。タイムライン上のパーツを引き伸ばして再生時間をもう少し長くする、もしくは文字の表示速度を上げて時間内に収まるようにするこのいずれかです。今回はデフォルトで改行ウェイト無しで時間が足りなかったので再生時間を延ばした方が良いでしょう。タイムライン上のシーンを伸縮させる時はCtlrキーを押しながらシーンパーツの右側をドラッグです。
このようにFSSのプレビューと実際の動画では差が発生する事があるので注意して調整しましょう。もっと言うと、動画として書き出した時にずれる可能性も有るので油断できません。

気をつけるべき点をもう一個。同じレイヤーに対してFFSとフェード効果等を両方適用する事は出来ません。その場合FFSは無視されます。F2の効果パネルの
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設定とかF3のプロパティパネルの
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チェックボックスがオンになっているとフェード効果が付加されFFSよりも優先されてしまうので結果、FSSが適用されなくなります。

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