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テニプリに擬音が1種類しかない

ここ最近気になって仕方ない事がジャンプで連載中のテニプリの擬音。「ドン!」とか「ドカッ!」とか吹き出し以外で描かれるやつ。あれがね、テニプリだと1種類しかない。

どういう事かというと全て書体が一緒。ここ10週分ぐらい確認したけど全部一緒。しかも、擬音には「黒塗り」「白塗り」「黒塗り白淵」「白塗り黒淵」「トーン」「文字の中が透明」といくつかの描き方が有るのですが基本的に全て「黒塗り」のみ。集中線などの中に有って見難くなる所だけ細く白淵付けてある。手抜きというか漫画の擬音のテンプレを知らないのかなぁ?

やわらかい音を表現する時は丸っこい文字が、勢いを出したいならギザギザしたり尖った文字を書く。個人的には当たり前の事だと思ってたんだけどテニプリでは全ての音が尖って書かれている。しかもその尖った方向が大体左下方向に尖ったイメージで統一されている。完全に機械作業的に書かれてるとしか思えない気の遣わなさ。小さな文字以外は定規で引いてるみたいだからより一層機械的に見えるし。コマによって文字の方向を傾けたり放射状に広がっているように書いたり色々出来ることは有るのになぁ。

作家が自分のやり方を一般的なやり方だと思ってしまうのは多分良くあると思うのですが編集者は何も言わないのか?傍目八目ぐらいには働いて欲しいぞ。ギャグ漫画なら同じような文字ばかりでも気にならないけどストーリー漫画はもう少ししっかりして欲しい。

追記。BLEACHの毛筆1本書きぐらいになるとこれは作者が狙って選択している事がよく分かりますし毎回微妙な書き味の違いが発生して単調にならないのでおk。ワンピースの「ドン!」なんかも元々あまり一般的な使われ方でなかった物を作者の個性として上手く使いこなした擬音だと思います。ジョジョの「ゴゴゴゴゴ」とかもね。テニプリのそれはそこまでの効果を上げてないように僕は感じられるので僕の観点から言えば「手抜きでないとしても取捨選択としては良い手ではない」と思います。線が細すぎたり、縦に伸ばしすぎたり、角度が悪すぎたりして擬音が読みにくい事が結構有るのが気を遣っていないと感じる原因です。そこさえちゃんとしてれば作者の個性として見るのもアリですけど。

読者がギャグ漫画として読むのは読者の好きにすればいいと思いますけど、作者がどういうつもりで描いてるのかはまた別の話という気がします。どちらにせよ結果が良ければどうでもいいのかもしれませんけどね。

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コメント

え、なんで「擬音が一種類=怠慢・無知」
となるのかが分からないんですが…。

テニプリって(絵柄的なことだけ言えば)漫画というよりは劇画の類いだと思うし、劇画家はなるだけ漫画記号を使わないように意識してたりするもんですよ。浦沢直樹は、もっとも使われているであろう漫画記号の「戸惑ったり緊張したときの頬に伝う汗」を一切描かないこだわりを持ってますし。アクションを描いてるのに擬音を一切つかわない作家もいますし、どんな擬音もすべて筆のかすれたような字体で描いてる作家もいます。

もしかしたらテニプリのそれも作者のこだわりかもしれないんですから、短絡的に怠慢・無知・編集者の責任と結びつけるのは良くないんじゃないかと思います。

と言うか、テニプリは体の描き方にしろ顔の描き方にしろ「鋭利・シャープ・ギザギザ・細身」を意識した絵柄なんですから、擬音すらも尖って描いてるのはある意味凄いこだわりの可能性が高いんじゃないですか?もし無知でやってるのだとしても、テニプリに「まるっこくてぷくぷくした擬音」はまったく似合わないどころか凄く違和感があると思いますけど。

投稿: to | 2008/02/21 07:20

いやテニプリはストーリー漫画じゃないから、いいんじゃないのかな。
俺の認識ではあれは新世代テニスギャグだし。

投稿: かーずからきました | 2008/02/21 08:44

テニプリにはあの擬音が一番合ってると思いますけど。
画面にシュールな味が出ていいです。
まあこれも漫画家の個性じゃないですかね?

投稿:   | 2008/02/21 10:56

横から失礼します。
擬音の多彩さでは萩原一至さんが物凄いものがあるといつも思ってます。あの特殊効果と勢いを全て表現してるような多彩な擬音の数々はマンガ書きなら見て損は無いでしょう。

ケロロ軍曹の吉崎観音さんがマンガの書き方講座みたいなので語っていたと思うのですが、マンガの擬音はただの音の表現ではなく、スピード感、雰囲気、感情表現、さまざまな要素に影響をあたえる大変重要な要素です。プロの漫画家ならば、それをよく理解しさまざまな描き方を使いこなして当然だと思っていましたが・・・
ジャンプで連載してる作家が1パターンの書き文字しか使ってないというのでは、何かこれでいいのかな?と思ってしまいますね。

投稿: nisikaze | 2008/02/21 15:30

漫画の場合、擬音のことは効果音と呼ぶのが一般的ですね。
それはともかく、あの漫画ではそこはこだわるポイントではないってのが最たる理由だと思います。
ギャグ漫画ストーリー漫画問わず、雰囲気の表現を重視するなら効果音にもこだわるべきでしょう。
しかしテニスの場合は現実的にも単調な音ばかり続くので(この漫画が現実的はどうかはともかく)、単調な表現が続いても問題ないように思います。

投稿: たりす | 2008/02/21 23:18

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