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MAD講座4 切り抜き

MAD講座3

高度なMADを作る時に欠かせない切抜き。切抜きにはVirtualDubを使っています。あらかじめ日本語化しておいてください。まずソフトを立ち上げ切抜きをする素材動画を読み込みます。VirtualDubではflv形式は読み込めないのでhugflashで設定を「AVIではなくBMPで出力」にチェックを入れたまま「VIDEO」にチェックして直接BMP変換するか、普通にAVIに変換してからVirtualDubに読み込ませるかして下さい。
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ちなみにflvからaviに変換すると画質が低下しますので画質が気になるならflvは直接hugflashでBMP画像にして下さい。
VirtualDubがhugflashのBMP変換より優れている点は好きなシーンを抽出変換できることです。秒間30フレームの動画2分なら30×120=3600枚のBMP画像が出来上がりますので容量はもちろんの事、どこらへんが自分の使いたいシーンの画像か探すのに一苦労します。VirtualDubで最小限の部分だけを抜き出してBMPにすれば後の作業が楽になると言うわけです。

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ビデオファイルを開きます。開くと大体こんな感じの2分割画面になると思います。
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上の枠の下辺をドラッグして縮小します。上の枠が何の為に有るのか僕も知りません。下の枠が動画のプレビュー枠になります。なお、自分のデスクトップ表示サイズより大きな動画を開くと上の枠で画面一杯になってしまいます。
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見やすくした状態です。ここから目的のシーンを指定します。下のバーをクリックしたりドラッグして大雑把な場所を探ります。キーボードの←→で1フレームごとの移動が出来ます。欲しい部分の頭に合わせたら「編集」メニューから「範囲の始点に設定する」を選びます。同じように欲しい部分の終わりを「範囲の終点に設定する」で指定します。指定された部分は水色のバーに変わっています。
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あとはファイルメニューから「エクスポート」→「連番画像の出力」でBMPに出力します。出力する場所は専用フォルダを作って、出力するたびに別にフォルダに分けた方が良いでしょう。この時にまとめるフォルダの名前や連番画像共通のファイル名は出来るだけ短く分かりやすい名前にしましょう。長い名前にすると編集の時に困ります。
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連番画像の保存されたフォルダを画像の縮小表示で見た図。この調子で数十枚から数千枚の画像が並ぶので絶対にフォルダ分けが必要です。あまり枚数が多すぎるとPCサムネイルを作るのにいっぱいいっぱいになってしまいます。アイマス1曲分(2分5秒くらい)を高解像度でBMPにすると容量は数GBになります。1280×720で8GBぐらいいったような気がするのでHDDは10GBぐらい余裕を持っておきたいところです。

■さていよいよ切抜きです。PhotoShopなら選択範囲ツール(なげなわツール)で、saiなら選択ペンで指定して大雑把に切抜きをします。
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画像はPhotoShopで選択範囲を指定してから選択範囲メニューから「選択範囲の反転」をしてDeleteボタンで消去したところ。チェック柄の部分は何も色が塗られていない事を示しています。書き忘れましたがあらかじめ画像をレイヤー状態にしておいて下さい。PhotoShopで「背景」の状態だと消去した部分には強制的に色が入ります。後は手動で細かく切り抜きます。効率よく切り抜くためにはペンタブレットが有ると良いでしょう。自分の場合1キャラ抜くのにペンタブレットなら5分程度ですがマウスだと数倍の時間が掛かります。

■抜きの極意。2点だけ気をつければかなり綺麗な切抜きに見えます。抜いた後で色を塗りつぶした新規レイヤーを抜いたレイヤーの下に置いてみます。
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一見綺麗に切り抜き出来ているように見えても意外とゴミが残っています。切り抜き対象の周りの色と反対の色か黒でチェックしてみると良く分かります。チェックは必ず行いましょう。
キャラと背景の境界付近は何処を切り抜きラインしたら良いか微妙な場合が有ります。特に圧縮された動画の場合色が混ざって本来そこに有るはずの無い色が置かれていたりしますので注意が必要です。
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下の赤枠の部分、あずさの髪の色ではない部分を正直に切り取ってしまうと内側へこんでしまって本来の形とは違う形になってしまいます。こういう場合は本来のラインであろう場所まで削った後で塗り直しをします。余計な部分を消したら、切抜きを行っているレイヤーをレイヤーウインド上でクリックしてアクティブにしてから「透明部分の保護」にチェックを入れます。これをやると透明の場所には色が乗らなくなりますので塗り直しがはみ出す事がありません。スポイトで髪の色を取って塗り直しします。
肌などの輪郭線のはっきりしている場所ではさらに輪郭線を、濃い茶色で作った後に直径2ピクセルぐらいのブラシで境界線上をなぞるように描くと1ドットに上手くアンチエリアスが掛かったような本物っぽい線が描けます。よく境界線部分が白っぽくなって背景から浮いている抜き画像が有りますがこの方法で塗り直しと輪郭線の描き足しを行えば防げます。
さらに付け加えるなら、抜いた画像をどんな色の背景と合成するかを考えるのが重要になります。上の画像の場合、キャラの周りの色は白・赤・緑になっていますが例えば切抜きを合成する時の背景が緑なら緑部分は厳密に切抜きしなくてもエンコしたら勝手になじむ可能性が高い。

MAD講座5

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