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MAD講座2 基礎的な手順

MAD講座1
基本的にアイマスMAD前提で話を進めますので、そうでない人は各自部分的に判断してください。ソフトに関しては自分でググって下さい。ある程度自分で調べる根性のない人にはMADは作れません。

■まず使用する音楽を決めます。どんなMADにも基本的に音楽は必要です。特にアイマスMADは音楽有りきのタイプも多いので作りたいMADに合った音楽を選ぶ必要が有ります。ネタ系、コミュ系の場合は雰囲気さえ合っていれば適当でもOKです。PV系は歌の場合歌詞がキャラクターの性格や設定に反していないか、声質が似ているかどうかなどを判断材料にします。逆に曲が先に決まっていればそれに合わせたキャラ選択をします。
CDを持っている人はメディアプレーヤーの機能でWMA形式の音声ファイルに出来るのでそれを使って音素材とします。ニコニコの動画から使いたい時はhugflashです。それ以外の時は頭をひねって考えてください。今までの講座内容ではたぶん無理だと思いますがいずれフォローになるような事も書くのでお待ちください。自分で調べる人はここか動画で教えてくれるこれを参考にして下さい。

二つの音源をミックスしたいならMMはきついのでVS9を使います。音素材はムービーとは別にWAV形式で保存しておくと良いでしょう。編集した時のプロジェクトファイルもムービーが完成するまでは取っておきましょう。後でムービーの内容に合わせて音声も編集し直さなければいけなくなった時にプロジェクトファイルが無いと一からやり直しになる場合が有ります。

今回の作品例は拙作の「こんな可愛い子が○○のはずがない」

この動画はスライドショー的な物です。音楽のタイミングとは関係なく一定時間で静止画を切り替えただけの物です。一番簡単な静止画系MADです。音源はニコニコにアップされていたラジオからの音源なので時間が短いです。一枚の絵を見せるのに3~4秒は欲しいので4秒なら音源の1分48秒(108秒)を4で割って最大27枚の絵を見せられると計算します。ただし前振りの文字の部分も計算に入れないといけないです、この作品の場合。さらにこのMADでは変換前・変換後をセットで見せる必要が有るので実質的には10枚ぐらいです。この、時間を計算するという過程は後々重要になってきます。要するに計画性が無いと高度なMADは作れないと言う話です。
という事で9人のキャラを律子に変換します。変換前のキャラの画像は画像アップローダーステ6から借ります。なぜニコニコから借りないのかと言うとニコニコは画質も解像度も低いからです。書き直す時にある程度の大きさで無いと作業がしにくいのでなるべく高解像度の画像を探します。

■キャプチャの仕方。動画を見ていて「あ、このシーン使える」と思った時に一時停止してキーボードの右上の方に有る「PrintScrn」と書かれたキーを長押しします。その後PhotoShopやSAIを開いてファイルメニュー→新規で指示通り新規ファイルを作る→Ctrl+VでペーストするとPrintScrn(プリントスクリーン)キーを押した時の画面がそのまま画像になります。PhotoShopの場合はPrintScrnを押した後に新規ファイルを作ると自動的にモニタの画面サイズに合わせた画像を作ってくれます。他のソフトでも出来るかは確かめてないので分かりませんがこれが一番基本的なキャプチャ方法の一つです。ただしメディアプレイヤーやステ6で見ている動画はこの方法でキャプチャ出来ないようにロックされています。

次の方法は「GOM PLAYER」という再生ソフトの機能を使います。このソフトはflv形式が再生可能でfps情報が見れるので結構便利です。ステ6の動画は一旦ダウンロードしてからこのソフトでキャプチャします。
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右下のコントロールパネルボタンを押します。すると、
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コントロールパネルが出るので「現在画面をキャプチャー」か「高度な画面キャプチャー」を押します。初めての時は「高度な~」の方で設定を行ってください。
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このような画面で画像を保存する場所を指定したり画像形式を選びます。画面を保存すると動画が少しだけ先に進むのでぽんぽんボタンを押していくと動画の1コマ1コマを画像に変換したように次々と画像ファイルを作っていきますがこのソフトでは完全な連番画像にならないようなので注意してください。2~3コマにつき1回の撮影になるっぽいです。大雑把に素材を作る時だけ使って下さい。画像を保存する時は基本的にJPEGを選択してはいけません。JPEGは劣化するので画質が悪くなる可能性があります。BMPかPINGにしておいてください。画像を保存する場所はMAD作品ごとにフォルダを用意して入れるか、少量ならデスクトップに置いて使い終わったら捨てます。最終的に使う素材は起動ドライブ(通常Cドライブ)にフォルダを作ってまとめて下さい。まとめフォルダをデスクトップ上に置いておくと編集の時に少し面倒になります。

■保存した画像をSAI等で開いて加工します。細かい加工をする時は画像のサイズが800×600ぐらいは欲しいところです。ニコニコ動画は512×384ですがこのサイズと640×480や800×600は比率が同じなので拡大縮小しても画像がゆがみません。これはいわゆる4:3の比率です。他にも16:9(512×288)でもアップロードできます。PV系は16:9の人が多いですが画面の上下に黒い部分が出来てしまうので画面をいっぱいに使いたいMADの場合は4:3で作ります。この比率以外の画像や動画は原則として使ってはいけません。「アスペクト比がおかしい」などと叩かれますw
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16:9の画像や動画を4:3にするとこうなります
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1280×720の16:9比率の素材を512×384で切り取り
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擬似的に?カメラをアップ状態にする事も出来ます。動画をリサイズする時はAviUtlを使うと良いらしいのですが自分は使っていないので割愛。必要な人は各自ググるべし。

■素材が加工し終わったらMMやVS9等の編集ソフトで編集をします。編集する事を「組む」と呼ぶ事も有りますが同じ意味です。MMの場合こんな感じで組んであります。
Photo
一つの画像につき4秒再生をデフォルトにしたい場合は「ツール」メニュー→オプション→画像の再生時間を4秒に設定すると編集ラインにドロップした静止画は自動的に4秒再生になります。伸ばしたり縮めたいパーツが有る場合はそのパーツだけ調整すれば済みます。スライドショー形式では一つの画像あたりの再生時間がバラバラだと気持ち悪いので出来るだけ等間隔の再生に設定しましょう。最後に画像再生と音声の終わりを合わせます。
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ちなみに編集ソフトには「映すべき物が存在しない時間」というのは基本的に有りません。動画の一番最後の部分で画像・動画表示よりも音声の方が長い時だけ真っ黒な画面で音だけが流れます。最後以外の部分でそういう場所を設けたい時は真っ黒の画像を用意して必要な時間だけ再生設定してください。

■ある程度組んだら「プロジェクトの保存」を行ってください。特にMMはフリーズしやすいので小まめに保存しておかないと痛い目に遭います。プロジェクトとは演劇の台本のような物です。このタイミングでこの音楽が流れあの画像が表示されるといった指示が記録されています。完成した動画は演劇を録画した物と同じ意味を持ちますが、もしこの演劇を別の人が演じたい、あるいは同じ作者でも改良したいという時に完成した劇の録画は有るけど台本が残っていなかったらどうなるでしょうか?台本無しでもう一度再現するのは面倒ですよね。というわけでプロジェクトは出来るだけ残しておいてください。途中で気が変わって大幅な変更をする時はその前に保存をして、変更後は別名でプロジェクトを保存しておいた方が無難です。
プロジェクトを保存したらムービーを実際に作って保存します。プロジェクトを元に実際にムービーを作る事を「レンダリング」と言います。レンダリングする前にプレビュー(視聴)を行ってミスが無いか確認しておきましょう。レンダリングしてからミスを発見したらレンダリングの時間が無駄になってしまいます。MMで動画を作る時は出来るだけ高画質で作って下さい。画面比率さえ合っていれば表示サイズがニコニコより大きな状態でもOKです。とりあえずはビットレートも容量も気にしなくてもいいです。保存できたらムービーをチェックします。MMや他のソフトも閉じて出来るだけ軽い環境でチェックします。その状態で音ずれや字幕ずれが発生するようならプロジェクト自体に問題が有ります。全体の長さを短くしたり字幕を削ったり素材となった動画や完成動画の解像度を下げたりして軽くするかパソコンの性能自体をアップさせるかしないとズレが直らないかもしれません。軽くしてからレンダリングし直してもダメな時は残念ですがVS9で組み直した方がいいです。VS9ではプレビューが重くてもレンダリングした動画はきっちり仕上げてくれるので安定感が有ります。VS9を使ってレンダリングする時はファイル形式はWMV(MMはこれでしかレンダリングできない)ではなくAVI形式にしておいた方が無難です。理由はまた後で書きます。レンダリング後にチェックして問題なければとりあえず完成です。

続き→MAD講座3 画質を上げるために

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