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MAD講座1 ソフト解説編

製作中のMADが行き詰っているので気晴らしに初心者向けMAD講座的なものを書いてみたりしよう。基本的に静止画を利用した物や手書きアニメMAD向けです。

■必要な物
①編集ソフト
ムービーメーカー、VideoStudio 9
②キャプチャ抜き出しソフト
hugflash、VirtualDub
③お絵描きソフト
SAI、PhotoShop

もちろんこれ以外のソフトでもOKですがとりあえず無料でやりたい人はこのあたりで。以下ソフトに関する解説。

ムービーメーカー(以下MMと表記)はWindowsに標準で付いてくるソフト(Verによっては付いてない場合も有るかもしれませんが無料でダウンロードできます)で直感的に操作しやすく初心者向け。
長所:切り替え効果(フェード等)や画像の再生時間を最短0.25(1/8秒相当)まで設定できる。組んだプロジェクトの一部や字幕を直接ライン上にコピーできる。読み込んだ音の波形データが見れる。
短所:編集ラインが映像・音声ともに1ラインしかない。画像が1秒間に8枚しか入れ替える事が出来ないできない(普通のアニメは1秒間に最大24枚の画像を入れ替えます)。プロジェクト全体の容量が重くなると完成したムービーに音ずれや字幕ずれが発生する。基本的に必要以上の高画質で保存する事が出来ない。基本的に解像度やビットレートなどの設定を自由に行う事が出来ない。字幕の自由度が低い。WindowsMediaVideo形式(WMV形式)でしか保存できない。

Video Studio 9(以下VS9と表記)市販ソフトだけどこのVerは無料で使う事が出来る。最新版は15日の体験版がダウンロードできる。
長所:編集ラインが2ラインある。画像を1秒間に30枚入れ替えできる。重くなっても完成したムービーにずれが発生しない。好きな形式・解像度・ビットレート等を選択して保存できる。無圧縮でも保存できる。プロジェクトの一部を指定してプレビュー再生ができる。
短所:ラインにドロップした画像は最短でも1秒間再生する設定になっているのでアニメーションを作る時に1コマづつ再生時間の調整をしなければいけない。プロジェクトの一部をコピーする事が出来ない。MMに比べて操作しづらい。クロマキー機能(いわゆる抜きに使う機能)が実際には殆ど役に立たない。2番目のラインにドロップした画像が適正なサイズに表示されない。切り替え効果を使用する場合に前後のパーツが1秒づつ以上ないといけない。切り替え効果の時間コントロールが殆ど出来ない。MP3が読み込めない。

VS9の短所に関してはVS11で解消されている物も有ります。ダウンロード販売で9000円以下なのでお金のある人はVS9よりもVS11の方がいいです。もっとお金のある人はAdobe Premiere Elementsを買いましょう。特に手書きアニメ系をやりたい人はVS9はキツイです。

hugflashは主にflv形式(ニコニコやようつべの動画はこの形式)の動画をAVI形式に変換する為に使います。それ以外にも音声の抜き出しや動画を1コマごとの画像に変換する事も出来ます。ニコニコから素材を持ってくる場合にflv形式だとMMもVS9も読み込めないのでとりあえず他の形式に変換する必要が有るのです。

VirtualDubは動画を1コマごとに画像に変換できます。既存のアニメからトレースする時とか便利ですね。これだけだとhugflashでも出来ますがこのソフトでは変換する部分を範囲指定できます。アイマス1曲分をBMPに変換すると数GBの容量が必要になりますが必要な部分だけ指定できると容量は小さくなるし無駄なファイルが無いので編集作業が楽になります。flv形式は読み込めないので先にhugflashで変換してから使います。

SAIはニコニコの「描いてみた」でもおなじみのソフト。現在は無料です。基本的にお絵描き用のソフトですが画像処理にも使えます。最近ではPhotoShopから乗り換える人が居るくらい絵描きの中では評価が高い。とにかく無料で使いたいならこれ。

PhotoShopは市販ソフトで普通に買うと高いので、買うなら古いVerをオークションや中古ソフト屋等で手に入れるかElments版を買いましょう。Premiereとのセットが一番良いかな?フィルタ機能やプラグイン(拡張機能)が充実しています。地味な所では指定した複数の動作をワンタッチで出来るようにする「アクション機能」や数十手前まで巻き戻せる「ヒストリー機能」が便利です。Premiereがあれば必要ない機能ですがVS9でアニメを作るには無いと辛い。

とりあえず作るだけならこれらのソフトのうちいくつかあればOKです。ただしアップロードする為には別に色々とソフトが必要になります。

続き→、MAD講座2

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コメント

@niftyトップページ「旬の話題ブログ」コーナーにて、
本ページの記事を紹介させて頂きました。
紹介記事については、「旬の話題ブログ」バックナンバーで
半年間、ご覧いただけます。
MAD講座をありがとうございます。
とてもわかりやすくまとめてくださって、今後、役立てたいと思います!
今後も旬な話題の記事を楽しみにしておりますので、
引き続き@niftyをご愛顧の程、よろしくお願い致します。
ありがとうございました。

        @nifty「旬の話題ブログ」スタッフ

投稿: 「旬の話題ブログ」スタッフ | 2007/11/13 17:48

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