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他人が得しているのを許せない人と自分が損した気分になるのが許せない人

最近のニコニコ動画なんかを見ていると著作権問題って「他人が得しているのを許せない人」と「自分が損した気分になるのが許せない人」が巻き起こす騒動のような気がする。ある人がニコニコで人気の動画の音楽をアレンジしてメドレーにした組曲「ニコニコ動画」という物を作った。するとそれを面白がった別の人が組曲に元の動画の映像を組み合わせた物を作った。しかしこの動画には当初アンチが湧いた「パクリじゃねーか!」と。言うまでも無くパクリはパクリだが元々、組曲自体がアイマスや陰陽師といった既存作品のパクリなのだからそこを問うても仕方ない。この時のアンチの心理としては自分自身では組曲の作者の著作権を守っているつもりだが実は他人が得しているのを許せないだけだ。アレンジ打ち込み作業をと言う過程をすっ飛ばして組曲の人気をそっくり頂いてランキング上位に載り多くのコメントを貰う、そんな人気振りを妬んでいるだけだ。ニコニコのコンテンツなんて9割以上がどこからか素材を無断で拝借しているような物なのにそこでこのような批判が作者でもない赤の他人によって行われるのは盗人猛々しいとでも言うべき状態だ。

最近の角川関係の動画、ハルヒやらき☆すたの本編のみならずMADまでの削除に腹を立てている人も多い。削除の理由は角川が動画配信サービスを開始するから競合する物があっては困るからなのだがそんな事はお構い無しに再upしている人間もいる。しかし基本的に真っ黒な二次使用コンテンツを今まで見逃してもらい、これからもそれなりに見逃してもらう我々としてやはり公式から苦情が出たら配慮するのが最低限のマナーだと思う。そもそも動画をupした人間は自力でらき☆すたが見れるのだから削除されても困る事は無い。困るのは未放送地域の人間だけだ。にもかかわらずup側の人間も怒っているのは今まで保障されていた「宣伝になるからweb上にupしても構わない」という権利が消滅した事に怒っている事になる。しかしこの権利自体up主には特にメリットは無い(コメント貰って優越感に浸れなくなる以外は)ので実は損しているのでは無く「損した気分になるのが許せない」だけなのだ。

これら二つの「許せない」は背中合わせになっている事も多く著作権問題以外にもクレーマー問題にも直結している事が多い。自分の怒りがこの二つのどちらかで無いか見極め、もし当てはまるなら少し考え直した方がいい。個人的に「俺は無料でらき☆すたが見たかったのに!」という怒りの方がストレートで幾分マシのような気がする。

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