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くじびき♡アンバランス 第5話

第5話「ともだちがかわるかもしれない1点」

今回は殆ど文句無い非常に満足度の高い出来でした。一般的には受けが悪そうだけど自分としてはめちゃくちゃ面白かった。今回は「視線と表情」だけで語らせるシーンが多く台詞で多くを語らせない所が上手いと思う。
冒頭、生徒会室から千尋達を眺める副会長はわざと会長の反応をうかがってますね。でも会長は視線すら動かさない。副会長の思惑は良くも悪くも外れる。
蕎麦屋での蓮子と時乃のやり取りが痛くて良かった。山田に振るう暴力とは違って本気でリアルな描写のしかたがまた痛い。その後の山田のフォローになっていないフォローとか海へ着いてからの時乃の態度も痛さに拍車をかけて良い。時乃も空気読めないまま渡り歩いていくキャラかと思ったらこういう話を作るのは偉いなぁ。浜辺で走りながら罵り合って普通ならここで「お前もやるな」「そっちこそ」的な展開で片付ける所を安く解決しない所も個人的に好感が持てる。

予想通り小雪は超能力持ちで千尋達を巻き込んで無人島に瞬間移動。事情を話さないものの自分の所為だと分かっている小雪は消沈気味ですが責任を感じて頑張ってもいる。蓮子も千尋や小雪に謝らせてしまう自分に苛立ちを覚えている感じが読み取れて良い。ありきたりなツンデレとしての「○○って訳じゃないんだからねっ!」とやる前に自分の行動が自分で制御できない事に焦っている蓮子をしっかりと描写している。時乃の人懐っこさや小雪の健気さに蓮子が苛立つのはそれらが全て自分に無い要素だからだ。欲しくても自分には真似できないと分かっているから余計苛つくんだろう。
千尋は何か大きな事をするわけではないけど落ち着いて構えられる感じがだいぶいいキャラになって来た。果物を取ってきて代わりにチョコを寄越せと言う蓮子、ようやく自分に合ったやり方を見つけたようだ。まぁ所詮蓮子は蓮子らしいやり方でやるしかない訳だ。ベタに蓮子のモノローグなんかを挟まない所が逆に上手い。
そんでもって、あれだけ虐げられていた山田が何の打算も無く蓮子を探して飛んできたあたりが懐深いなぁと思いました。山田可愛いよ山田。飛行機の機首部分に頭くっつけちゃう所とかこのまま錆びて行くこと(自分の死)を「ちょっと嫌です」ぐらいで済ましちゃう所とか蓮子の言葉を意訳して「蓮子様が乗れって言ってます」って臆面も無く言っちゃうと事かもう色々と良過ぎ。
チョコの銀紙をうれしそうに旗にする小雪とそれを眺める蓮子も良い。このシーンで蓮子は何かを悟ったというか決めたんじゃないかと思う。両親のごり押しで躊躇したものの最後に学校に戻るのを決意したのは小雪のおかげなんじゃないかなぁと僕は思えた。
蓮子の性格は両親の過保護の所為だったか。ある意味この両親が今回一番痛い。あからさまなフィクションの世界の中で登場人物にはリアルな芝居をさせておいて両親二人だけは異常な性格設定で浮き彫りにする、この落差が今回の演出の肝なんだろうな。
千尋の「ウチだけが一番じゃない、友達だって学校だってそぞれに一番なんです」という台詞はなかなか良かった。オンリーワンでもナンバーワンでも無い有り方。いろんな人に聞かせたい台詞ですねぇ。
新学期になり学校に戻ってきた生徒達、冒頭とは反対に会長は千尋達に視線を向けているこのあたりの意味ありげな演出も個人的に好き。

しかし、朽木くんは石田彰なのか。斑目=檜山、田中=関といい普段美形役の多い声優に結構アレな役を充てまくって増すねぇ。何気に恐るべしげんしけん。

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