うたわれるもの 第22話
第22話「忌まわしき契約」
今回は感想と言うよりも考察っぽい。ネタバレが激しいので隔離。
超展開、超展開って聞いてはいたけどこういう方向とは思ってなかった。ハクオロが邪神・破壊神の類あるいはそのままウィツアルネミテアの化身であることは1話の冒頭・オリカカンとの対峙シーン・ニウェとの対決シーンなどから推測するのは難しくない。だが現代の地球風のシーンが出てきたのは意外だったなぁ。そうなるとあの世界は人類が滅びた後の世界もしくはウィツアルネミテアの見る夢あるいは彼の中に内包されている世界かもしれない。ミイラ風の体に血を与えた人物の体に宿るかその人物の体をコピーしているのかな?
ラクシャイン=ハクオロが成立するのかどうか微妙になってきたかも。オリカカンの言葉に対し「あの程度の事がか?」と答えた台詞はハクオロではなくハクオロの内部にラクシャインから受け継がれたウィツアルネミテアが答えただけかもしれない。
エルルゥはある程度知っていたようだがウィツアルネミテアとハクオロが同一人物である事は実際には目にして無いのかもしれないような反応だったなぁ。原作でも色々伏線は残ったままらしいので今後も謎は明かされないかもしれない。
感想としてはとりあえずオボロやクロウが死ななくて良かった。でもトウカ・カルラコンビの戦いが描かれなかった事やオンカミヤムカイとして呪術が使えるウルトリィが参戦しないのは不満。あるいは今のクーヤの心境を描くなどのザッピングをもう少し入れた方が良かったかもしれない。重要な話だから集中させるのも分かるけど事がハクオロの周りだけで片付き過ぎな感じも有る。
エルルゥの柚木さんの演技がなかなか良かったけど表情の描き方とかがそれに少し追いついて無いような気がしたのも残念。あとはハウエンクアがどうなるかで満足度が変わる。ああいう快楽殺人キャラは自分の言葉通り糞尿を垂らしながら命乞いをして殺されるぐらいして欲しい。残りはあと4話かな、敵はクンネカムン本国と翼の人ディー。4話だとだいぶキツキツに詰められそうだなぁ。
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コメント
ハクオロとラクシャインはまったくの別人ですよ
投稿: 通りすがり | 2006/09/16 12:25