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AQUAPLUSが同人の書店卸を禁止した件

二次創作のガイドライン

AQUAPLUS社が自社のゲームを元に作った同人誌やら二次創作物を即売会などの個人での販売は許可するが書店などの業者を使っての配布・販売は同人活動として認めず禁止する意向を示した。AQUAPLUSというのはエロゲー会社Leafの作品を家庭用機に移植して販売する為の会社だ(実質上)。たとえばPC版の「うたわれるもの」はLeafの著作物だがPS2版である「うたわれるもの 散りゆく者への子守唄」の場合AQUAPLUSが権利者として表記されている。で、実際どこまで規制したいのか何をどうしたいのか意図が読めない。「うたわれるもの 散りゆく者への子守唄」に追加された新キャラが登場していればそれは確実にAQUAPLUSの示したガイドラインに反する事になるけどそうでなければ「これは『Leaf』の『うたわれるもの』の二次創作物だからいいんだよ!」と言い張れば通ると言う事なのか?一応Leaf側の二次創作のガイドラインを見てみたらAQUAPLUSのガイドラインと同じものが貼ってあった。ということはやっぱり全面的にダメって事か。

Leafといえば同人に対して最も寛容な部類の会社だったのだがついにここまで来てしまったか。一説にはアンソロジーコミックとの競合を避ける為ではないかという話が出てますがどうなのか。確かに「To Heart2」だけとってもアンソロ28冊、単行本4冊が出てるので版権収入としては馬鹿にならないかもしれない。
ただ、かつてのLeafはそういう目先の利益よりもユーザーとの一体感とでも言うべき感覚を大事にしていた会社なので旧来のファンから見放されやしないだろうか。アニメ版「To Heart」の製作の時には版権料を取らずそれを制作費に充てて欲しいと言ったと伝え聞くLeafとはもはや違うのか。

とはいえ僕はめちゃめちゃ反対と言うわけでも無い。これによって「ゲームの売上が減るのか否か」「アンソロの売上が上がるのか否か」このあたりの数字に興味がある。ファンにそっぽを向かれてゲームの売上は減少→当然アンソロも売れないっていうか出ない、とかなったら笑えないが。
個人的には同人は「燃料」だと思っている。ゲームならプレイ終了、アニメなら放送終了した後はその作品に対する情熱を維持する為に燃やす燃料が基本的に無い。繰り返し見るのも一つの手だが人は慣れたり飽きたりするので次第にその効果は薄れていく。でも製作側はファンディスク・OVA・グッズ展開などでもう少し稼ぎたい欲望がある。次の展開まで時間が掛かる時その間どうやって情熱を燃やし続けるかと言うと同人をむさぼって燃料とする訳だ。その燃料が無いと情熱の火が消えちゃうせっかちな人が現代ではたくさん居ると思うんだよね。そういう意味で同人と一次創作物はほどほどの関係が築ければ良いと思うのだが。三方一両損みたいな?

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