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お留守バンシー

「お留守バンシー」作:小河正岳 イラスト:戸部淑
電撃大賞小説部門で大賞に輝いた「お留守バンシー」を読んでみたのだが普通の印象。実は新人の作品を読むのってほとんど始めて、日日日ぐらいかな?だから今までの電撃大賞受賞作がどんなだった知らないけど「大賞」と言うからにはそれなりのサプライズが有るかと思ったがそうでもない。代わりに新人にしてはかなり良く纏まっていると思う。とんがってもいないけどへこんでもいない全体的に平均点的な作り。まぁそろそろ売れてる作品とか賞をもらってる奴は特異な文章を書いてるに違いないという幻想は捨てた方がいいと言うことだな。
舞台の設定は面白い。話の中心はあくまで人間以外の者、モンスターとか霊とかの類である点は珍しい。電撃文庫でモンスターというともう少しバトル物であったりあるいは主人公を慕う女の子モンスターとかそういう方向に行く所だがバトルにしろ恋愛要素にしろ薄め。その分刺激が薄く、日常シーンが上手いかと言えば特にそうでもないので全体の印象も薄まってしまう。もっとひたすら穏やかな日常にするか(バンシーが意外と怒りっぽい感じなのがネック)コメディ要素を尖がらせるかしたいところだ。次回作は別の方向の作品を期待したい。

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よみがえる空 -RESCUE WINGS- 第7話

第7話「bright side of Life(後編)」
消息を絶った戦闘機のパイロット2名の捜索が開始されたが運悪く天候は悪化、時化でレーダーも役に立たない。

1週間遅れになってしまったけど感想。やっぱ上手ぇーわ。
まずね、冒頭から本郷三佐の回想までの間BGM無しなのがいい。自分の中では音楽を抑えて作られた作品は巧いというのがジンクス。音楽で盛り立てた方が感動的になったりする時も有るんだけど上手く間を表現するには無いほうが良い時が多いし映像に意識が集中し易い。
冒頭、UHが出払った後に整備班の西田が見たのは墜落したファイターの機付長達。自分達の整備不良で事故が起きたのではないかと不安に駆られる彼等を西田は見ていられなかった。別の基地では事故の責任を感じて首を吊った機付長までいたと言う事で基地内が一気に暗いムードに。本当に洒落にならないですね。普通の作品だと人が死んだ時悲しいだけだけだがこの作品内では「ああしておけば良かった」とか「ああしなければ良かった」とか後悔の念が付きまとう所がリアルだなぁ。
隊長は行方不明者の家族に連絡、熊田三尉は新婚1年の妻が居ると言う。マンションの前に停まった車から隊長が出てくるのを見て膝を折る奥さんのシーンはかなり辛い
白拍子三曹は要救助者を一人でも助けられれば自分の勝ち、そうでなければ負けとして戦績を数えていると一宏に言う。捨てる神あれば拾う神あり、生き残った人が居ればそれはそれで良い事だと場の空気を明るくするいい人だ。
一方の本郷三佐は過去の自分の事故を思い出している。死んだ相方の葬式に出させて欲しいと頼む姿には泣けてきた。過去の自分と今の一宏を重ねているのかミスにフォローを入れたり自分の事故の話をしたり珍しく気遣いが。いつもこんな感じなら一宏も黙って付いて来るのになぁ・・・。
捜索は翌日までに及び要救助者の一人は死亡、もう一人は生存状態で発見。白拍子の「生きてる!生きてる!生きてる!」って台詞がすごい素直に胸に来る。この人本当に嬉しいんだなぁって分かる、本当に良い人だ。
後日の打ち上げの時白拍子の言葉を聞いて一宏は実家の父親に電話を掛ける。足が動かなくなろうがその人にも何かできる事はある、そんにすぐ感化されてしまう一宏はバカだけど可愛い。そしてラストはカラオケで「ひょっこりひょうたん島」を合唱。「悲しい事もある苦しい事もあるだけどくじけない」ベタなんだけど隊の皆の気持ちが一つになって気持ち良い終わり方でした。

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灼眼のシャナ 第19話

第19話「戦いの中で」
吉田一美に自分が徒を討つフレイムヘイズだと告げるシャナ。一方、悠二はカムシンに吉田を戦いに巻き込んだ理由を問い詰める。

今回もなかなか良かった。結構飛ばされがちな悠二絡みのシーンがたくさんあって満足。佐藤に対し何の躊躇もなく「坂井悠二は死んだ」と淡々と言ったりカムシンに「吉田さんはこちら側に来るべきじゃなかった。優しい人だから自分がもう二度と帰れない場所に居て欲しかった」と語るシーンとか格好いい。反面シャナに対する気の遣えなさはイライラするが。
一方の吉田さんもなかなかの存在感を示してた。もう人間では無いという悠二に対し「坂井君は人間です」と強くはっきりと答えたり、町の修復に当たっての温かいイメージなど良くも悪くも普通に幸せに育ってきたんだなぁって感じがします。吉田さんの町のイメージを感じて泣いちゃう悠二も素直な表現で良い。
一人取り残されたシャナは可愛そう。元々町の人間ではないしそういう育ち方もしてきていないシャナは悠二と吉田さんの間の共通の感情に入り込む事が出来ない。悠二の育ってきた町への思いを感じ取っていたたまれなくなってしまうシャナは後が無い。かといってヴィルヘルミナは解決してくれなさそう・・・。

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タクティカルロア 第7話

第7話「エニアックマニアック」
東ルース副大統領を無事送り届け帰路に着くパスカルメイジ。だが何者かのサイバー攻撃により船の機能は麻痺・暴走してしまう。

東ルース副大統領キャラ立て過ぎー。ちょい役なんだろうからメインクルー食ってちゃいかんですよ。
今回の話は単体で見ればかなり面白かった。ただこれまでに伏線をちゃんと張ってないってのがもったいない。まず翼ちゃんが漂介の事を恋愛対象として意識している事が発覚するがこれまでの漂介との絡みではそこまで発展する様な直接的なイベントが無い。ここはやはり漂介が仕事で成果を挙げるとか紳士的な態度で翼に見直されるとか分かりやすい布石が欲しかった所。しかも今回の内に告白まで(ほぼ)済ましてしまうのは早急すぎて勿体無い。まずは恋の病だと言われても「そんなことはない」と否定してでも何故か気になる・・・みたいなステップが無いと。最後の漂介が持っていた懐中電灯を部屋に持ち帰っていて壁に倒れ掛かるシーンは可愛くてグッド。漂介が口にくわえいたからそれにキスしようとする(舐めようとする)シーンとかそれを使ってオナ(ryとかあったら神だったのに。
双子vs美晴も唐突。冒頭で「本当に嫌なら飛び掛ってでも奪い返せばいい」っていう一応の前振りらしきものも有ったがやはり準備不足は否めない。でも双子の何かしら秘めた願いとか晴美のここにしか無い居場所だとかその辺の主張は素直に良いと思った。ただ双子の伏線はちゃんと回収されるのか不安ではある。
晴海はやはり個人的に好きだ。これまでだと翼よりも好印象かもしれないぐらい。しかし研究所時代の仲間の登場とかやはり唐突。あとは頑張った所を漂介に見てもらえてない所とか残念。
とにかく漂介が今まで問題解決のキーならなかったのは個人的にこの作品最大の欠陥だと思う。「シャナ」の悠二みたいなポジションで活躍すべきだと思うんだがなぁ。
2ch風の演出には苦笑。サイバーテロするのはいいとしてわざわざ晒す必要はないのでは?とか太平洋の真ん中の船に対してサイバーテロってどんな通信環境なんだとかは突っ込んじゃいけないのかな?

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かしまし~ガール・ミーツ・ガール~ 第6話

第6話「お嫁さんとお婿さん」
やす菜とはずむのキスを目撃したとまりはそれ以降はずむに対してよそよそしい。そんなとまりの行動にはずむはどうしても納得がいかない。

前言撤回というかやはりやす菜はずるい。逃げるとまりを追おうとするはずむの腕を掴んで制止し「受けとめくれてありがとう」と釘を刺す。この一言でもうはずむはやす菜を放ってとまりを追う事が出来なくなる。やす菜は絶対それが分かってやってるのがずるい。とまりがはずむの事を好きなのもはずむの中に友情なり恋愛なり無視できない程のとまりに対する感情が有るのを知ってるのに。
とまりに対して積極的にアプローチしていくはずむは可愛いなぁ。いままで引っ込み思案なキャラだったので廊下の角から出てくるシーンとかポジティブな娘に見えて良い。
あゆきの「舞台に上がる事を決めたのはあなたでしょ?」のシーンはもう少しあゆきのアップとかで印象の強いシーンに仕立てて欲しかったなぁ。脇役ですが台詞は重いのでもう少しプッシュした演出でもいいと思うのですが。
川原での告白まがい、他の人も書いてますがもう少し「二股とは違うんだよ感」みたいなのが欲しいですね。やす菜に対してどう説明するのかの前提が一切無しではずむ君ちょい暴走気味。川を渡るはずむを見て我慢仕切れなくなったとまりのシーンは良かった。涙滲ませてるとまりを見てこっちもちょっとウルっと来ました。
今回は親父の妄想シーンは控えめで残念。来週は明日太メイン?楽しみ。

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Fate/stay night 第6話

第6話「魔術師二人(後編)」凛の攻撃に防戦一方の士郎。だがその時女性の悲鳴が聞こえ凛との戦闘は一時中断に。

凛が教室に結界張って長い呪文詠唱したのに結局はただのガンド連射(´д`)いやそこはショットガン連射というかガトリング砲並みの演出をして欲しかったのに・・・まぁ教室をぶっ壊す原作はやり過ぎだとは思いますがツッコミどころが有ってもあえてやるぐらいの事も必要だと思いますが。
ライダーのダガーを腕で受ける士郎、腕に穴が開いてる割には結構平気そうです。つか、ライダーのダガー霊体化したら抜けるのが道理だと思うが話の展開のし易さの方を取ったか。まぁ無理に刺したままにしなくても鎖で巻きつくとかやり様はあったと思うのでもう少し考えて描いた方がいいぞ、と。士郎が鉄パイプの武器でライダーの攻撃を弾くシーンはいい感じだった。いつもこれぐらいの重さを感じさせてくれる描き方をしてくれると良いんだけどな・・・。
個人的にライダーの中の人はそんなに好きでは無いんですが「優しく殺してあげましょう」とか「他者を守るために常に痛みを伴う選択をする、面白い人ですね」とかいい感じ。人によってはメインヒロインの一人である凛よりも注目するんじゃないかな、早くも他のキャラ喰う勢いが。
一時休戦で凛の家、やはり怒る時にしろ照れる時にしろもう少し凛の表情はオーバーに描いても良いと思うのだが控えめというか平坦な作画だなぁ・・・。
説教アーチャーキター!男燃えのないFateなんてFateじゃないですからアチャには頑張って欲しい!皮肉しか言わないのに見てるこっちはニヤニヤ(・∀・)「理想を抱いて溺死しろ」と「倒してしまって構わんのだよな?」はぜひ両立して欲しい!あ、桜マジ出番ねぇー。

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妹がガンダムのDVD貸してと言ってきた

妹がガンダムのDVD貸してと言ってきた

昨夜は久しぶりにvipの実話系スレを読みふけってしまった。スレ主の報告が少な目なのが惜しいが展開がスピーディーでなかなか面白い。
バレンタイン間近の2/9、それまで兄(スレ主)のオタク振りを叩いていた妹が急にガンダムのDVDを貸してくれと言う。オタの彼氏にでも薦められたかと勘ぐるが自体は全く予想だにしない展開に。
妹の友達三人が自宅へガンダム鑑賞会で来訪。一般人で三国志大戦好きの「三国」、兄が渡したカイジを読みふける「カイジ」、種G好きの腐女子「腐」。妹友三人に囲まれスレ主は次第にそのうちの一人に引かれていくが・・・。
妹友の一人がある青写真を描いていたのだが結果的には全く反対の結果になってしまう運命の数奇さ。事実は小説よりも奇なりということか。

カイジの「会わせる顔が無かったんです」とか萌えるしかない。これを読んだ後にレミオロメンの「粉雪」を聞くと「こなぁぁぁあゆきぃいいー」と叫びたくなる事請け合い。

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灼眼のシャナ 第18話

第18話「砕ける願い」
夏祭りの日、吉田と待ち合わせ悠二。一方それを知らないシャナは待ちくたびれて千草と行った祭の場で二人を見かけ動揺する。

坂井悠二はいっぺん死んだ方がいいと思います。どうしてあの場面で吉田さんを追いかけなければいけない絶対的な理由が有るというのだ。無いよそんなもの。順当に考えて自在法の主である徒を倒した後に説明するのが正しいだろうが。モタモタしてると吉田を含む一般人に危害が及ぶ危険性が時間を追うごとに高くなるのが分からんのか。だいたいシャナと町を出る決意をしたのに吉田にこだわっても意味無いのに。シャナも泣かすし今回の悠二はダメダメ。
一方の吉田さんは出番が増えてきていい感じです。いままで省かれた吉田さんのシーンが描かれていればもっと良くなっていたであろうに。どうでもいいけど公園で茫然自失の吉田さんは浴衣の乱れ具合とか虚ろな目とか犯された後みたいに見えるんですけど。
シャナはストレートに感情表現するようになってますます可愛い。子供のようにしがみ付いて悠二を止めるしぐさとかいっぱいいっぱいさでアピールしてるのに気付いてもらえないのは可愛そうってゆーか悠二鈍すぎ。
マージョリー組もなかなかいい感じになってきた。真正面から田中に告白したオガちゃんもなかなか良いがこれももう少し伏線張ってから見せてくれるともっと盛り上がったと思うのだが。これで余り物の佐藤×マージョリーがくっつくのかな?この章から原作読んでないので良くも悪くも前知識無しで見れます。マージョリーのおっぱいは正直やりすぎじゃねえかと思った。だれかエロ同人出さねえかなぁ(またそれか)。

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舞-乙HiME 第18話

第18話「ホワイトアウト」
アリカとニナの衝突による爆発で一人はぐれてしまったマシロは城下を追い出された難民と行動を共にするが難民は口々にマシロ女王の事を罵るばかりでマシロは聞くに堪えない。

今回は上手かった。神脚本とまでは言わないがかなり堅実に上手い脚本演出だった。今回はマシロが話の中心で他の人物は出番が少ない。マシロはアリカとはぐれあまつさえミコトもそばに居ない完全に孤立した状況。そんな状況の中、兵士は探しにくるわ難民はマシロの事を悪くしか言わないわ誰も助けてくれないわで徹底的にマシロは痛め付けられる。
だがそこに一筋の希望が差す。難民の少女・ミミが水をくれ、食べ物も持ってきてくれた。見ず知らずの者を助ける少女の優しさか、初めて生きる為の食事を口にした事への感動かマシロの頬を自然と涙が流れる。
しかしそれはやはりマシロを助けてはくれなかった。マシロの従者であったアオイが難民達に素性がばれてしまい詰問される場面に出くわしてしまう。思わず人垣を掻き分けて進むマシロ。だがそれ以上怖くて足が動かない。「女王の居場所を教えれば助けてやる」と脅されるアオイ。今出ればアオイの命と引き換えに自分が確実に死ぬ事を考え声を出す事も前に出る事も出来ない無力なマシロの視線がアオイと交差する。「自分は女王なのだから好き勝手やって何が悪い」という突っぱねた気持ちと、そんな自分だからこそアオイが裏切る可能性が十分に有るという恐怖心が同時にマシロの心を支配する。そんなマシロを見てアオイは「知らないし知っていても教えるつもりは無い」と自ら崖に身を躍らす。ここでアオイを助けていれば守れたかもしれない最後の物が砕けて散った。マシロは友も従者も国も王の誇りも無くし砂漠に倒れ伏す。

とにかく30分使ってマシロをいじめ倒す。そこにミミという救いの手を差し出すがそれすらもマシロを傷付ける刃として用意されていた残忍さ、いわば必要悪を書ききった事をまず賞賛したい。見ず知らずの人間に掛ける情けを持ったミミですらマシロ女王に掛ける情けは一片も持ち合わせていない事を知りいかに自分が国民から信用されていなかったのか否、憎まれていたのかを知り背筋の凍るマシロ。そんな中で結果的にマシロを選んで助けてくれたアオイすらも恐怖心に負けて見殺しにしたという事実が最期に残ったマシロ自身をも殺してしまう。
持ち上げておいて落とす、見事な鬱展開。もしアオイとの再会の前に難民の口からあれほどの事を聞いていなければ生来の無鉄砲さと無知を武器にマシロは矢面に立てたかもしれない。だが脚本はそれを許さなかった。あらかじめマシロの希望を根こそぎ奪っておいての二者択一。この残忍な流れに上手さを感じる。
そしてアオイの飛び降りるシーン、ベタではあるが音声を切った演出がとても良い。マシロが叫んだであろう何かは誰の耳にも聞こえない。聞こえないならそれは言わなかったの同じ。そこでどんなに悲しもうが懺悔しようが意味は無いし許されないという事。この演出とアオイの潔さに僕は美しさを感じた。
どんなに悲劇的なことであろうと今回の事はこの先のマシロにとって必要な事件なんだと思う。だからアオイやエルスが必ずしも復活して欲しいとは自分は思わない。皆生きて幸せなのが一番だけど死んでしまったならそれはそれでしょうがないよ、きっと。

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よみがえる空 -RESCUE WINGS- 第6話

第6話「Bright Side of Life(前編)」
盆休み、とある自衛官の家を訪ねる本郷三佐。そこは本郷がかつて起こした事故で亡くなった同僚の家だった。

OPなしでモノクロ映像の過去話からスタート。喪主の希望で「暗いのは嫌だから」好きだった「ひょっこりひょうたん島」のテーマが流れたのにはびっくりした。並ぶ制服姿の自衛官、出棺時に鳴らされる車のクラクション、全てが生々しい中で陽気な歌が流れなかなかインパクトのある映像に。本郷の過去は大方の人が予想していただろうが元戦闘機のパイロットで事故経験者。事故から何年も経った今でも本郷は或る意味引きずっている模様。
一方の一宏は岡山の実家へ。事故で車椅子生活になった父親が居るというこちらもみょうに生々しい設定。訓練の厳しさからかポロっと「仕事辞めて店継ごうか?」と言ってしまう。このあたりの描写は親が高齢になってこないと実感が湧かないと思うがそういう立場の人にはものすごく共感できる話だ。父親の話では客が減りつつある上に大型のスーパーが出来る予定なのでコンビニに転身するか思案中だそうでこちらの話題も生々しい。
そんなことはさておきめぐみさんとデート。「東京より空いてるから大丈夫」ってあんたが車運転してるの見たことないよと思ったらまんまお母さんにつっこまれてワラタ。道を間違えてUターンした途端ガードレールでこすっちゃっうめぐみ可愛いよ。帰った後は自衛隊の専門用語をお勉強、恋人思いです。風呂上りに足にはめてる美容器具?みたいな物とか細けぇー。こういう妙なリアルかげんが好きです。一宏母から息子の様子を聞かれ「腰の座らんやっちゃなぁ」と一言。本人の前意外ではなかなか言いますねぇ。
基地に帰った一宏は同期の戦闘気乗り小坂と談笑、「お前だけは見捨てたるわ」と冗談を言うもその後本当に事故が発生(小坂が乗ってるのかどうかはよく分からなかったが)。緊迫感溢れるまま後編へ。事故の話に不謹慎だがやはりラストの緊急出動はドキドキして面白い。

今回もなかなか上手かった。全体的にリアリティーのある描写が多く一宏達が身近に感じられる作りはさすが。問題点としては人物の見分けが難しい。最後の事故が小松基地所属の戦闘機なのか小坂が乗ってるのかとか見直さないと分かりづらい。キャラデザが淡白な分描き込んだ顔のアップを見せる等のちょっとした気配りが欲しいかも。

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ローゼンメイデン トロイメント 第12話

第12話「少女」
翠星石・金糸雀のローザミスティカを奪われ怒りをあらわにする真紅。そんな真紅を見てジュンは・・・。

納得の行かない最終回だという話を聞いていたのですが個人的にはまぁアリだと思います。
水銀燈ボコボコにする真紅はSっ気むき出しで良い。首絞めて「見なさい!」ってやってるところとかたまりません。アンニュイな真紅もいいがこういうのも好きだ。
真紅vs薔薇水晶の戦いとかも容赦ない描き方が良い。Fateもこれぐらいやってくれればなー。最終回だからか戦闘かなり力入ってますね。
ジュンに説得されて力の抜ける真紅もまた良し。その後刺されちゃう所も呆然とした顔が嗜虐心をそそります。
結局薔薇水晶は偽物だった訳ですがこれは決定的な最期を確定しない為の逃げなのかな?人気が有れば第3期を作るための伏線というか。
復活したドール達はローゼンの手ではなくジュンの「魔法の手」によって治る方が良かったのに、せめて真紅ぐらいは。復活できなかった二体のファンの人はご愁傷様、確かにこの部分は納得できない人多いだろうな。個人的には真紅さえ居れば、むしろ苺とか減って静になっry

総評:個人的には第1期の方が上ですね。今作はジュンの引きこもり問題とか角の方に追いやられドール達が勝手に盛り上がったり盛り下がったりしてる印象が強い。結局各自アリスゲームに対する方針を決定してしまいジュンの干渉する余地が与えられずに傍観者になってしまったのは明らかに片手落ちだと思う。
おなじように今回ジュンと契約した翠星石がその後、蒼星石がらみの問題でジュンと仲を深められなかったのも惜しい。メインヒロインである真紅は真紅で何か悟ってしまったのでジュンの口出しする事があまり無くなってしまった。個人的にはジュンを中心としたドール達の関係を楽しみたかったのでアリスゲームは起きないでくれた方が良かった。起きても水銀燈との小競り合いの第1期がちょうど良いのだと思う。
何か悪い事ばかり書いたけど真紅は普通に好きなので真紅とジュンの二人だけのラブラブ外伝とかやればいいのになぁとか考えてます。あーアレだシスプリRePureのストーリーズみたいなやつやればいいんだ。15分使ってドール側の視点でベタ甘のショートストーリでギャグとディフォルメ禁止のやつ。

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Fate/stay night 第5話

第5話「魔術師二人(前編)」
いまだ聖杯戦争への実感が薄い士郎はセイバーの事を大河や桜に紹介したり一人でライバルである凛の前に姿をあらわすなど緊張感が無い。そんな士郎に対し凛は戦いを仕掛ける。

今回は戦闘部分が少なかったのでまぁまぁ見られた。戦闘がダメでギャグ話が見れるってのは皮肉にしか見えないけど。そのギャグも原作とは感じがだいぶ違うけどこれは士郎が1キャラクターとして動いたり喋ったりするアニメでは仕方ないことだと思うのでまぁよし。というか原作もギャグパートはやり過ぎな所とかもあるので少し空気を換えた方が正解かも。
ただセイバーの存在を隠しておくことに抵抗感を感じたり、凛に対してライバルより同級生としての扱いが先に来てしまう士郎の性格はもう少し分かりやすく描いて欲しかったかな。あんまり浅く描くとただ何も考えてない男に見えてしまうので殺されそうになっても自分のやり方は貫くという感じをはっきり見せて欲しい。
放課後の学校での凛はまぁまぁ。個人的にはもう少し士郎に対して苛ついてる感じでも良かったかと。スカートの中身が見えそうになってキレるシーンはようやく原作版に近づいてきた感じで楽しい。そういや美綴が行方不明になってるけど事前に出番が殆ど無かったのでなんだかなぁ。さすがに脇役まで使い切るのは無理か・・・。

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かしまし~ガール・ミーツ・ガール~ 第5話

第5話「やす菜の目に映るもの」
はずむに告白したのをとまりに責められ悩むやす菜。同時にはずむ・とまりもそれぞれやす菜との関係に悩む中、宇宙仁がやす菜の秘密に気付く。

今回はいい感じに悶えられる展開でした。まずは明日太の妄想がいい感じ。単純な見た目だけなら3人中一番可愛いはずむきゅんにちょっとドキドキの明日太は男性視聴者の分身ですな。もともと同性の親友なので気兼ね無しに話しかけてくるあたりとかはずむ可愛いよ。
学校着いて早速イチャイチャの二人に置いてかれるとまり、捨てられた子犬のような感じが良い。今
までよく分からなかったやす菜の問題が初めてやす菜視点で描かれ少しだけ溜飲が下がった。やす菜が描いた、顔の無いはずむ・体さえはっきり描いてない明日太の絵。この設定はなかなか面白い。幼馴染のとまりと違ってやす菜にはずむに固執する理由が無い。そこでこの設定―男の事が認識・区別できない性質―によってやす菜にとってはずむを唯一無二の存在にしなおかつはずむが女になることでさらにその強度を補完するという上手い構造だ。確かにやす菜視点で描かれた世界はちょっと怖い。「火の鳥」で人間が化け物に、ロボットが人間に見えるようになってしまった青年の話があったが突如世界の半分が得体の知れない「何か」で埋め尽くされていたとしたら普通の精神でいられない。そういう意味でやす菜の「革命だった」って言葉は素直に胸に入ってきました。やす菜の驚き喜びそして絶望。とまり派の自分でもここはやす菜に同情を禁じえない。せっかく見えたものの男である以上いつ消えるか分からない、これはむちゃくちゃ怖い。
その経緯を聞いてやす菜を受け止める決心をするはずむ。好きとか嫌いとか言う前に良心が先に出ちゃってキスシーンをとまりに見られて以下来週。来週からはとまりの反撃キスが。楽しみ楽しみ。
お父さんの妄想中のはずむエロ可愛すぎでした。泡まみれで少し伏せ目がちに入浴を許可するはずむはマジやべぇ・・・。

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Fate/stay night 第4話

第4話「最強の敵」
教会からの帰り道、士郎・セイバー・凛の前に巨大なサーバント・バーサーカーを伴った少女・イリヤが現れ戦いを挑んできた。

う~ん、今回も微妙な出来。バーサーカーの重量感やパワーが表現しきれていないしセイバーの動きとかも自分のイメージと全然違うんだよなぁ・・・。あと凛のガンド(指鉄砲魔法)がしょぼい。基本的に凛の魔法の中でも一番低級の物ではあるんだけどアレじゃ誰がどうみてもバーサーカーに通じるわけ無いと思うぞ。まぁ、これで次回学校で士郎が受けたガンドが実はこんなに威力の高い物だったとビックリする、みたいな流れならいいけど。アーチャーが出てこない理由とかも説明されていないし全体的に割愛が多くて苦しい。
あとは原作のイベントシーン、血まみれセイバーが剣を支えに立つ所とか道場で瞑想している所はもっと印象的に飾れる工夫が欲しいかな。そういう要所要所を押さえるだけで原作ファンはグッと来るはず。次回で言えば凛が学校の階段で士郎をにらむシーンとか恐ろしさと美しさを兼ねそろえた絵になっていて欲しいのだが。

しかしバーサーカーとの戦闘シーン完全にセイバールートですね。少しは凛ルートが混じるかなぁとか思ったのですがアーチャーの出番ゼロ。桜が凛と会話するシーン、ちらりと黒桜の片鱗が?桜ルート絡んでくれるかなぁ・・・無理かなぁ・・・。桜好きなんで絡んで欲しい。

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かしまし~ガール・ミーツ・ガール~ 第4話

第4話「少女三角形」
やす菜と再び友達の関係に戻れたはずむ。だが二人の関係を見守るとまりは違和感を覚える。

やっぱとまり派の自分としてはやす菜は気に食わねー。男の時は振っておいて女になったら何故かベタベタ。友達、というにも一気に間が詰まりすぎ。部活の先輩の頼みを断ってまではずむと買い物に出掛けあまつさえペアルックで「私たちも恋人に見えるかな?」って何か都合のいい奴って感じ。しかもとまりが二人の関係を怪しんでいながらも強く出てこないのを見越して動いたり。
対してとまりは今回かなり不憫。恋愛対象としては全く見られていない間柄のうえに同性になっちゃって気持ちの行き場が無い所をやす菜に掠め取られは文句言おうにも言えるような立場に無いし・・・。次回やす菜の抱えてる問題が明らかになるけどそこまでしか原作は読んでないのでそれ以降とまりがどう動くか楽しみ。

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よみがえる空 -RESCUE WINGS- 第4話

第4話「大切な人」
休暇になったものの未だ地震のショックが抜けない一宏の前に東京で働いてるはずの恋人・長谷川めぐみが訪ねて来る。

3話までの展開とまるで方向性は違うのですが面白かったです。何と言ってもめぐみがすごく可愛いのが良い。実は1つ年下の高校の後輩で、紙飛行機を飛ばしていたら出会ったというこっ恥ずかしい過去を経て恋人に。当時の眼鏡&ポニテの田舎のもっさい文学少女風のルックスも良ければ現在のさっぱりとした美人風も良し。眼鏡を付けて良し、脱いで良しのパーフェクト。
そして中の人・能登麻美子がこれまた良い仕事をしてくれます。冒頭の一宏の真似をして「本当の声が聞きたいんじゃ」のシーンとか可愛過ぎ。希望の職種に就けたように見えて現実は厳しかったりして明るい所、暗い所を織り交ぜて魅せてくれます。
そして、子供を死なせた事に落ち込む一宏に「ライ麦畑でつかまえて」の一説を語り一宏がレスキューに配属された事を誇りに思うと語る。文学少女らしい励ましに一宏も何とか立ち直りましたがほんとダメダメですね一宏は。空港で別れる時携帯をプレゼントするのも良かった。危険な仕事なのでやはり携帯ぐらいは持っていないと安心できないのでしょう。そんなめぐみに一宏は「俺のキャッチャーはおまえや」と素直に告げて一件落着。今までの重い空気を吹き飛ばす良い中休み的な話でした。次回からはまた厳しい展開が待っていそうですがそれも楽しみ。

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