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ARIA 第11話&12話

第11話「その オレンジの日々を・・・」

前回の感想でもっと日常の話がいいと書いたら11話はいい感じに希望通りの話になりました。
久しぶりに集まった三大妖精アリシア・晃・アテネの昔話を聞きつつそれを今の自分たちに重ねあわせる灯里・藍華・アリス。どんなに仲良くてもプリマになって本格的に仕事をするようになればなかなか会う事が出来ない。合同練習と称してほぼ毎日会ってる様な現在の灯里たちにはその未来が怖い。気持ちが通じ合っていれば会えなくても平気と言えるほど灯里たちは達観できていない。
12話の内容にも通じる事だがこういう自分達の立っている場所の尊さ、危うさを認識してしんみりしたり怖くなったりすることは思春期とか卒業前とか考えてしまうものですね。三人の昔話を聞いた後、帰る藍華とアリスを見送った灯里は何故かものすごい不安に駆られて二人を追いかけてしまう。「また明日」と言ったけれど本当に明日再び会えるのか?身近な人間の死に触れたことのある人なら分かるが「また明日」と言う言葉は絶対ではない。事故とか病気とかちょっとしたことで永遠に会えなくなる事もある。だから毎日毎日大事にして生きましょうね、という事ですね。こういうはっきりと台詞に出して表現しないけどしっかり言いたい事が伝わる様なお話は個人的にとても良いと思っています。

第12話「その やわらかな願いは・・・」

最終回前、にしてはらしくないようならしいような。ネオヴェネツィアで一番古い橋を見に行った灯里が橋を越えるとそこは開拓時代のアクアでした、という話。家を作り、野菜を作り、遠くから水を汲んでくる。手作りだらけの生活に驚く灯里。この時代この町にはまだ水路が稼動していなかった。水だらけの街から来た灯里と水の無い町の明子さん、時代を超えてアクアを愛する者が出会った時何が生まれたのか。灯里は大切な過去を教えてもらい、明子は希望の未来を教えてもらう。ある意味ありきたりな展開なのかもしれないけど温故知新というのはやはり大事ですね。
テラフォーミングと言うと硬そうで、ある種の人間の身勝手さを表す言葉に聞こえますが「手作りの惑星」と言い換えてしまうとすごくやわらかい表現になるのはすごいなぁ。最新のテクノロジーで自動でゴリゴリ惑星を削るんじゃなくて、ローテクで人の手を使って何年も掛けて受け入れてもらう。効率としては非常に悪いのですが文明が進みすぎてしまった人類には初心に帰る意味でこれぐらいがちょうど良いのかもしれません。しかしこのテラフォーミング観?とでも言うかはすごいなぁ。今までのSF的発想と180度違う方向性には感嘆する。もちろんこれは「ARIA」だからこそ使えた設定であるということも大きいとは思うが、だからこそその設定が使用できるARIAはすごいと言える。

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» ARIA【第12話】「その やわらかな願いは・・・」 [フカヒレ家]
トンネルを抜けるとそこは・・・・ 昔のアクアに来てしまった灯里とアリア社長 そこはまだ水路に水が通ってない そこで灯里は明子さんと出会う "二人はほんわりキラキラこれからのアクアを照らす光になる 運命なのよ お日様の使者って感じ" by明子さん 今回は昔のアクアが..... [続きを読む]

受信: 2005/12/25 16:53

» ARIA・第12話 [たこの感想文]
「その やわらかな願いは…」 ネオ・ヴェネツィアはすっかり冬景色。街は雪で包まれ [続きを読む]

受信: 2005/12/26 14:35

» (アニメ感想) ARIA The ANIMATION 第12話 「その やわらかな願いは・・・」 [ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人]
そういえば、私こんなにこのアニメが好きなのに原作はまだ一ページも読んだことがありません。アニメの最終話が終わったら取り敢えず今出ている巻は全部コレクションしたいと思います。はあ〜、この漫画があればきっといつでも私を癒してくれるに違いない。さて、アニメのほ....... [続きを読む]

受信: 2005/12/26 15:14

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