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ネギま!24話

アニメ「魔法先生ネギま!」24話がかなり面白かった。OPは前代未聞のヒロインの葬式と火葬、サイレントで委員長の悔しそうな顔、世界中の枝で1人大泣きするネギを映して本編へ。ここで木乃香じゃなくて委員長をもってくるのは正解。こういう役回りが似合う。教室の明日菜の席に置かれる花束。明日菜の死後初めての授業がまもなく始まる。暗い雰囲気の中ネギは明るく振舞う。学園祭の出し物を決めようと言うネギに皆も応え明るく振舞う。放課後散っていくクラスメート、夕映はのどかにこんな時こそネギをデートに誘うべきだと主張するがのどかは今ままの関係でいいと消極的。一方、木乃香は刹那と帰る電車の中泣き崩れる。刹那と仲直りできた事にはしゃぎ過ぎて明日菜の事を気に掛けてやれなかった自分が悪いと責める。そんな木乃香を見て刹那は学生をやめ木乃香の護衛に徹する決心をする。木乃香の意思とは全くの逆の選択をあえてする刹那、明日菜の死を前に大切な人を泣かせてでも守りたい苦渋の選択が切ない。学園長室で明日菜の遺品の鈴を見つけるネギ、無理してきた物が一気に崩れる。エヴァンジェリンの家に押しかけ魔法で蘇生して欲しいと迫るが「そんな魔法は無い。魔法は万能では無い」とあしらわれる。頭では無理だと理解していても心が納得できないネギ。10歳の子供には辛すぎる現実。まさかネギまでこんな重い話が見られるとは思ってなかった。川原でたそがれるネギを見つけた夕映は話をする。「明日菜さんはもう戻ってきません」こんな時なのに、こんな時だからこそ夕映は自分の気持ちをネギにぶつけたくなる。クラスメートが死んだのに不謹慎と言うか薄情というかすっきりとした展開では有りませんが人の死に触れたからこそ恋に行き急ぐこの展開個人的には全然アリです。キスしそうになった所をのどかに見られる夕映、一旦は弁解するが勢い余ってのどかのネギに対する姿勢は本当の恋では無いと言ってしまいネギにキスをして自分の気持ちをはっきりと宣告する。

ヒロイン死んで残ったヒロインでネギの争奪ドロドロバトル。たぶんネギまファンの殆どはこの展開、鬱展開として痛々しく見ていることでしょうが僕は超面白かったです。明日菜の死によって描かれる色々なヒロインの心の内。丁寧にリアルにそして残酷に描いた今回はアニメ版の存在意義をようやく生み出しました。エヴァの達観した様な冷たさの裏「そんな魔法があれば私がとっくに使っている」吸血鬼として長い年月を過ごし初めて心の置ける人物を見つけたにもかかわらずその人は帰ってこなかった。明日菜やネギに対する同情ではなく己のサウザンドマスターに対する思いから出た台詞なのが良い。今回のシナリオの厳しさは原作の対悪魔編のそれに通じる物がある。原作が優れているのは美少女達との学園生活と敵に勝つために強くあろうとするネギの修練という二面性が内包されている部分だと思う。アニメ版は尺の足りなさから戦闘に関わる話を殆ど全部切り捨ててしまったが代わりに今回の様な話が見れたのは幸いであった。

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